友好都市ベルリン市ミッテ区の青少年が吉住区長を表敬訪問
友好の懸け橋 青少年交流事業

新宿区の友好都市ベルリン市ミッテ区から、4月5日（木）までの11日間派遣されている青少年派遣団が、今日29日、吉住健一・新宿区長を表敬訪問した。

ドイツ連邦共和国ベルリン市の中心に位置するミッテ区は、ドイツ連邦議会議事堂などの首都機能が集まり、ブランデンブルク門や森鴎外記念館など歴史的建造物や文化施設が立ち並ぶ緑豊かなまち。両区の青少年が相互理解と交流を深め、自らの地域社会を考えるきっかけになることを目的に、平成4年度から新宿への受け入れとベルリンへの派遣を毎年交互に実施している。

今日は、ミッテ区の青少年12名が新宿区役所（歌舞伎町1－4－1）を訪れ、吉住区長と懇談。「このような交流をすることで、知らない文化に対する偏見がなくなるのだと思う」「桜のきれいなこの時期に日本に来られたことをとてもうれしく思う」「日本に着いたときは音・色・光・人がいっぱいで驚いたが、まちのデザインは伝統的なものとモダンなものの調和がとれていることに気付いた」など日本への印象や交流事業の感想などについて発言があり、吉住区長は「ミッテ区と新宿区は26年にわたって交流を続けてきました。異なった文化を知ることは人間が成長するうえで大切なことだと思っています」とメッセージを送った。