「はたちのつどい」を開催

成人の日の今日8日、新宿区（区長：吉住健一）は、京王プラザホテル（西新宿2-2-1）で新成人を祝福する式典「はたちのつどい」を開催した。

新成人の門出を祝った吉住区長は、「今後は自分の責任で人生を歩んでいくことになります。嫌なことに背を向けずに立ち向かい、責任を全うする社会人になってください」とエールを送った。

式典には、色鮮やかな振り袖やスーツ、紋付きはかまなどの晴れ着に身を包んだ新成人約1,100名が集合。記念撮影をしたり、友人たちとの久しぶりの再会を喜び合うなどして盛り上がった。
新宿区の新成人は外国人が多く、今年は過去最多。新成人4,004名のうち、外国人は1,837名と、半数近くを占めている。今日の式典にもさまざまな国籍の新成人が、日本の振袖や自国の民族衣装などを着て参加し、日本の伝統行事を楽しんでいた。
会場内には選挙や路上喫煙防止などをPRする行政コーナーのほか国際交流コーナーなども設置。パネルを眺めたり、職員の説明を熱心に聞き入る新成人の姿が見られた。

式典の最後に、司会を務めた新成人の成田有翼さん・岡崎琴葉さんが新成人を代表して「はたちの誓い」を宣言。それぞれ「周囲の方々への感謝を忘れずに日々精進していきたい」「日本国内だけではなく、他国とも協力して今後の未来を作っていく人材になりたい」と抱負を述べると、参加した新成人は盛大な拍手を送っていた。