歌舞伎町ルネッサンス推進協議会を開催
何度でも訪れたくなる歌舞伎町のまちの実現へ

今日23日、新宿区（区長：吉住健一）は、第11回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会を新宿区役所本庁舎（歌舞伎町1－4－1）で開催した。

協議会は、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちにするため、平成17年に発足。吉住区長が会長を務め、早稲田大学名誉教授の戸沼幸市さんや作家の堺屋太一さんら有識者、地元の商店街振興組合や町会、企業、警察・消防等の関係行政機関で構成している。

第11回目となる今回の会議には47名の委員、オブザーバーが出席。歌舞伎町ルネッサンスの取り組みを報告するとともに、今後の歌舞伎町のまちづくりについて意見を交換した。
会議では、昨年6月に定めた歌舞伎町一丁目平和会地区まちづくり指針や、29年度に予定されている新宿東宝ビル東側道路の整備内容、シネシティ広場を活用したオープンカフェ等の社会実験についての報告があったほか、新宿警察署からは歌舞伎町地区の取り締まりの状況について、新宿消防署からは災害発生状況について説明があった。
歌舞伎町のシティプロモーションを考えるに当たって、委員からは「工事現場の仮囲いに芸術作品を展示することで歌舞伎町の品格を高めること」「外国人居住者や観光客がまちに何を求めているかを把握するとともに、海外の文化を日本に向けて紹介するイベントなどを開催すること」などの意見が出されたほか、東急ミラノ跡地開発に寄せる期待の声などが上がった。
吉住区長は「いただいたご意見は、歌舞伎町のまちのさらなる発展のために活用したい」とまとめた。