歌舞伎町の神社でサクラソウを展示
境内を彩る色とりどりの花と特製ぼんぼり

最終更新日:2017年4月27日

稲荷鬼王神社社殿とサクラソウ展示(全体の様子)
展示されているサクラソウのアップ
現在のぎぼうしゅと特製ぼんぼり
新宿区役所近くの稲荷鬼王神社(歌舞伎町2-17-5)の境内にサクラソウが展示され、訪れる人の目を楽しませている。

サクラソウは、高原や山地の湿った草原などに咲き、サクラの花が散ってから、白、紫、桃色などの色鮮やかな花を咲かせる野草。同神社では毎年、鎮花祭(はなしずめのまつり)に合わせて、社務所の屋上で育てた鉢植えのサクラソウを、見ごろを迎えた順番に入れ替えるようにして境内に展示している。今年の開花は例年通りで、4月中旬には色とりどりのサクラソウが開花し、境内を彩っている。展示は、5月5日ごろまでを予定(4月28日・29日、荒天時を除く)。見学自由。

また、境内では、社殿の欄干(らんかん)として47年間使われていた擬宝珠(ぎぼうしゅ)の土台部分を再利用して制作した一対の特製ぼんぼりがお披露目されている。特製ぼんぼりは、平成24年に社殿の欄干を新しくしてから5周年を迎えたことを記念して制作。欄干新設の際に、形状が特殊で再利用も難しいため通常はお焚き上げをする擬宝珠土台部分の材木を保管しておき、青森県のねぶた師が制作した照明部分を取り付けたもので、全国の寺社でも珍しいという。宮司の大久保直倫(なおとも)さんは、「蝋燭に見立てたぼんぼりを制作するつもりでしたが、完成してみると社名の縁か鬼の顔にも見られるぼんぼりになりました。歌舞伎町の夜を温かく照らす灯りとして名物になればと願っています」と話している。特製ぼんぼりは、サクラソウの展示期間後、雨天時を除き毎日午後5時~10時まで社殿の回廊で明かりを灯す。

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稲荷鬼王神社 電話03‐3200‐2904

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