夏目漱石生誕150周年に向けて 漱石初の本格的記念館「漱石山房記念館」9月24日に開館します

最終更新日:2017年1月4日

新宿区は、明治を代表する文豪・夏目漱石が生まれ育ち、その生涯を閉じたまちである。漱石は慶応3年(1867)1月5日(新暦2月9日)、現在の新宿区喜久井町で生まれ、今年で生誕150年を迎える。漱石が晩年の9年間を過ごした早稲田南町の旧居は「漱石山房」と呼ばれ、漱石はこの旧居で「三四郎」「こゝろ」「道草」などの代表作を執筆した。「漱石山房」は戦災により焼失したが、「漱石終焉の地」として区が史跡に指定、漱石公園として開園し、今でも多くの漱石ファンが訪れている。
 区では、漱石の記憶が残るこの場所を未来へ継承していこうと、漱石にとって初の本格的記念館「漱石山房記念館」(早稲田南町7番地)の整備を進めている。館内には、書斎・客間・ベランダ式回廊など「漱石山房」の一部を再現するほか、図書室や講座室、カフェを併設し、区が所蔵する「道草」の草稿等一次資料を公開する。
 記念館は昨年4月に建設工事に着工し、漱石生誕150周年の記念年にあたる今年9月24日に開館する。

 また、区は、記念館の整備に多くの方のお力添えをいただきたいと考え、「夏目漱石記念施設整備基金」を設置して現在も寄付を募集しています。1月4日現在、9,425万5千円の寄付が寄せられている。
 引き続き、イベントなどを通して漱石ファンの裾野を広げるとともに、夏目漱石を愛する全国の皆さんに寄付への協力を呼び掛けながら、記念館の整備を進めていく。

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新宿区 文化観光産業部-文化観光課
文化資源係 電話03-5273-4126

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