新宿区・伊那市 友好提携10周年記念式典を開催

今日17日、新宿区（区長：吉住健一）と伊那市（市長：白鳥孝）は、新宿歴史博物館（三栄町22）で新宿区・伊那市友好提携10周年記念式典を行った。

新宿区は、昭和61年7月12日に長野県高遠町（平成18年に伊那市に合併）と友好提携を宣言。平成18年には高遠町と合併した伊那市と改めて友好提携を結び、今年10周年を迎えた。
新宿区と高遠町の友好提携は、新宿の区名の由来となっている甲州街道の宿場「内藤新宿」が、現在の新宿御苑、当時の信州高遠藩内藤家の江戸屋敷地の一部であった関係から結ばれた。

式典には、新宿区長、伊那市長、議会関係者、町会・商店会関係者のほか、内藤家17代当主である内藤頼誼氏など、新宿区と伊那市に縁のある方々が出席。吉住区長は、「伊那市と新宿区が交流を通じてつながり、新しい文化や産業の創造につながる。歴史がつないだこの縁を大切に、これまでの交流を未来へ紡いでいく」と挨拶した。
新宿区と伊那市の友好提携10周年の記念の証として、新宿区から名誉区民・室瀬和美さんの漆の工芸品が、伊那市からふるさと大使・江副行昭さんの熔壌ガラスが贈られた。
　また、18日(日)からの一般公開に先駆け、高遠藩の歴代藩主の観音像や絵画作品を展示する特別展「信州高遠藩 歴史と文化」の内覧が行われた。特別展は下記のとおり開催する。

■特別展「信州高遠藩 歴史と文化」概要
【日時】9月18日（日）～11月20日（日）（休館日を除く）
午前9時30分～午後5時30分（入館は午後5時まで）
【費用】300円（常設展示とのセット券は500円）
　　　　中学生までは無料