新宿クリエイターズ・フェスタ2016開幕
こどもアートデー！開催 親子でアート体験
アーティスト展も順次開催

アートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出する一大アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2016」。地元商店街や企業の皆さんの協力を得て6回目を迎える今年のフェスタは、10月10日（祝）まで、新宿駅周辺などで開催する。

今日6日、子ども向けの参加型アートイベント「こどもアートデー！」を全労済ホール／スペース・ゼロ（渋谷区代々木2―12―10）で開催した。子ども向けの多彩なプログラムが満載のイベントは、全国各地でお絵描きや工作のワークショップなどを開催する版画家・蟹江杏さん主宰のNPO法人「3.11こども文庫」が企画。毎年恒例の、アーティストと子どもたちが生演奏に合わせて、巨大なキャンバスに絵を描く「ライブペインティング」では、蟹江さんの下絵が描かれた巨大キャンバスに、子どもたちが思い思いにペンキやクレヨンを使って、色塗りやお絵描きし、白いキャンバスはカラフルなアート作品に生まれ変わった。そのほか、アクセサリー・楽器づくりなど、さまざまなアート体験ができる「アート体験ワークショップ」、合唱やフラメンコのステージも実施し、会場は多くの参加者と見物客でにぎわった。

8月16日（火）～28日（日）には、絵本作家の絵本や原画、イラストレーターの制作工程、東日本大震災の被災地の子どもが描いた絵などを展示する「こどもアート展」を開催し、子どもたちにアートの魅力を伝える（※詳細は下記参照）。

また、フェスタのアーティスト部門では、市川健治展「魅惑の形。思惑の色。2」をヒルトピアアートスクエア（西新宿6―6―2、ヒルトン東京地下1階）で8月10日(水)まで開催。切り抜いた印刷物を1枚1枚貼り付けて作品を作り出す「ピクセル・モンタージュ」という技法で制作した作品を展示している。8月11日(祝)からは、同会場で「山口健児展～ひかりのむこうへ～」「坂本匡之（sakamoto tadayuki）個展」を開催し絵画作品を展示するほか、新宿ミロードモザイク通り（西新宿1―1―3）で、イラストレーターのmakomoさんの「makomo exhibition“よいニーポーチ”」を開催。ＣＧアーティスト河口洋一郎さん、現代美術家の椿昇さんなどの作品展も8月下旬から順次開催する。

※こどもアート展 概要
【日時】8月16日（火）～28日（日）午前11時～午後7時（28日(日)は午後5時まで）
【会場】全労済ホール／スペース・ゼロ（渋谷区代々木2―12―10）