夏の一大アートイベント 新宿クリエイターズ・フェスタ2015開幕

最終更新日:2015年8月21日

椿昇さんの作品鸚鵡図㏄Noboru Tsubaki
河口洋一郎さんの作品巨大宇宙鳥/BirccoⓒYoichiro Kawaguchi
趙燁さんの3Dアート作品「アドベンチャーはすぐそこに」
永井秀幸さんの3Dアート作品「謎の絵描き師」
今日21日、アートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出する夏の一大アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」が開幕した。地元商店街や企業の皆さんの協力を得て5回目を迎える今年のフェスタは、9月6日(日)までの17日間、新宿駅周辺や歌舞伎町などで開催し、各所から新宿のまちの魅力を発信する。

開幕初日の今日、各会場には独創的なアート作品が続々と登場。芸術ファンのほか、ビジネスマンや学生、国内外の観光客など、大勢の来場者でにぎわった。

アーティスト展では、CG(コンピューターグラフィックス)アートの第一人者として世界的に活躍する河口洋一郎さん、現代美術家の椿昇さんが、西新宿の高層ビル街で巨大バルーン作品を公開。オフィスビルの1階に圧倒的な存在感で登場した巨大バルーンに、大勢の人が立ち止まってカメラを向けるなどした。また、フェスタ初出展となる砂像彫刻家・保坂俊彦さんが制作した約50トン級の怪獣ゴジラの砂像を新宿中央公園で公開しているほか、新宿サブナード(西武新宿ペペ前通路)には、トリック3Dアート作品を展示。柱からドラゴンが飛び出して見える作品などに、道行く人も足を止めて不思議そうに見入っていた。このほか、版画家・蟹江杏さんや、フォトグラファー・山下裕之さんの作品がフェスタを盛り上げる。

参加型アートイベントの部門では、未来の巨匠たちの力作が競演する「新宿アート・コンペティション」を今年も開催。美術・建築・映像などの分野を専攻する学生や若手アーティストが制作した作品の芸術性や技術力を審査・表彰するもので、フェスタの原点となる企画。空間デザイン・デジタル映像の2部門で審査を実施し、受賞作品を決定する。
8月29日(土)からは、迫力満点の映像を楽しめる「プロジェクションマッピング」を開催するほか、9月5日(土)には、「シネ・フェスタ新宿2015」として、「シティーハンター」の作者で漫画家の北条司さんのトークセッションを開催する。

また、昨年に引き続き、地図アプリと連携し、展示会場までの道のりをナビゲートするフェスタの公式アプリ「mate(メイト)」を公開。新宿駅周辺のゴジラ関連作品を巡り、「mate」を使ってスタンプを集めると景品がもらえる「ゴジラスタンプラリー」も実施している。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会事務局
(特命プロジェクト推進課内) 電話03-5273-4220

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