平和コンサートを開催
平和の大切さを伝えるために

最終更新日:2015年7月25日

写真:バイオリン奏者
写真:会場の様子
写真:あいさつする区長
新宿区(区長:吉住健一)は、今日25日、平和のメッセージを奏でるコンサート「魅惑のデュオ・2つのバイオリンが奏でる美しき旋律」を新宿歴史博物館(三栄町22)で開催した。

区は、昭和61年3月15日に行った「新宿区平和都市宣言」から30周年を迎える今年度、平和の大切さを伝えるためのさまざまな事業を実施。平和啓発事業の一環として今年で8回目の開催となる今回のコンサートは、強い日差しが照り付ける晴天の下、近隣の方や家族連れなど大勢の来場者でにぎわった。

コンサートは午後3時に開幕。会場に駆け付けた吉住区長は「戦時中、昭和20年の激しい爆撃によって、新宿区内もほとんどが焼き尽くされた。終戦から70年を迎える今、バイオリンの音色を聴きながら、世代を超えて平和への思いを共有したい」とあいさつした。
ステージには、バイオリン奏者の奥田雅代さん、飯島多恵さんが登壇。平和コンサートの1回目から出演している奥田さんは「演奏によって、平和について考える時間を皆さんに提供できれば」と語り、コレルリ「ガボット」やルクレール「2つのバイオリンのためのソナタ」のほか、岡野貞一「おぼろ月夜」などの日本の童謡も披露。来場者は、華やかで洗練された音色に熱心に耳を傾け、盛大な拍手を贈った。
また、中田喜直「夏の思い出」と岡野貞一「ふるさと」の演奏では、奥田さんの呼び掛けによって、観客が斉唱。満席の会場に美しい歌声が響き渡った。

コンサートに参加した男性は「毎年楽しみにしているイベント。100年以上前に作られた名曲を、今、こうして聴ける平和を改めて大切にしたい」と話してくれた。

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