5月30日 四谷一丁目遺跡見学会を開催
江戸時代の四谷を物語る町屋跡を間近に

最終更新日:2015年5月25日

5月30日 四谷一丁目遺跡見学会を開催小写真1
地下室(ちかむろ)発掘状況
麹室(こうじむろ)発掘状況
新宿区(区長:吉住健一)は5月30日(土)、公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター(以下、東京都埋蔵文化財センター)と共催で、新宿区四谷一丁目遺跡(四谷駅前地区)見学会を開催する。

四谷一丁目遺跡は、江戸時代初期の寛永15年(1638年)に町が設けられたとされ、四谷塩町一丁目と呼ばれる町屋があった場所で、四谷駅前地区再開発事業に伴い26年11月から発掘調査が行われている。調査では、町屋の建物跡、土蔵跡、井戸、地下室(ちかむろ)、大型のかまどなど約500基、陶磁器類を中心とした生活用品が多数出土している。
町屋跡の下からは、深さ3~4mの竪坑に横穴が放射状に連なる麹室(こうじむろ・酒や味噌などを製造するための麹の培養に使用する施設)も多数見つかり、江戸時代初期の四谷の様子を物語る貴重な資料となっている。
見学会は、事前申し込み不要で入場無料。小雨決行。

【新宿区四谷一丁目遺跡(四谷駅前地区)見学会概要】
■日時 5月30日(土)午前10時~午後3時
■会場 本塩町1番地・5番地(四谷駅前地区再開発事業用地内)
■主催 東京都埋蔵文化財センター
■共催 新宿区
■協力 UR都市機構、大成建設株式会社

本ページに関するお問い合わせ

東京都埋蔵文化財センター新宿四谷一丁目分室
電話03-6273-2781
区文化観光課文化資源係 電話03-5273-3563

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