7月5日まで開催中 新宿歴史博物館 協働企画展
田辺茂一 生誕110年 作家50人の直筆原稿 雑誌『風景』より

最終更新日:2015年5月20日

7月5日まで開催中 新宿歴史博物館 協働企画展小写真1雑誌「風景」
7月5日まで開催中 新宿歴史博物館 協働企画展小写真2田辺茂一・似顔絵
新宿歴史博物館(三栄町22)では、7月5日(日)まで協働企画展「田辺茂一生誕110年 作家50人の直筆原稿 雑誌『風景』より」を開催している。

紀伊國屋書店の創業者である田辺茂一は、昭和2年(1927年)21歳で現在の地に同書店を開業。書店経営の傍ら、新宿に情報・文化を発信する場を生み出し、新宿の文化的気風の醸成と発展に寄与した人物。
昭和35年(1960年)に刊行された『風景』は、来店者に無料で配布する雑誌として田辺茂一が考案、舟橋聖一を中心とするキアラの会が編集・発行した。小冊子ながら文芸誌としての体裁を整え、川端康成、三島由紀夫、大江健三郎、司馬遼太郎、宇野千代など当時の文壇を代表する作家が紙面を飾った。
今回の展示では、(株)紀伊國屋書店との協働企画で、田辺茂一と紀伊國屋書店が新宿の文化発展に果たした役割を紹介するとともに、『風景』に寄稿した作家の中から50人の直筆原稿を展示する。

■協働企画展「田辺茂一生誕110年 作家50人の直筆原稿 雑誌『風景』より」
【日時】5月16日(土)~7月5日(日)午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで。5月25日、6月8日・22日の月曜日は休館)
【費用】300円(常設展とのセット券は500円)、中学生以下は無料
※会期中の土曜日は、午後1時から学芸員が展示を解説します(約30分間)。
■ 関連イベント
(1)対談「『風景』と文芸誌の昭和」元文芸誌編集長と雑誌読み巧者が縦横に語る
昭和の文芸誌をめぐる状況と文芸誌が生んだ作家や編集者のつながりを語ります。
【日時】5月30日(土)午後2時~3時30分  【受講料】500円(企画展招待券付き)
【講師】大村彦次郎(作家・評論家)、坪内祐三(文芸評論家)
(2)講演「新宿とともに~田辺茂一と紀伊國屋書店のこれまで、これから」
紀伊國屋書店の社長が、田辺茂一との思い出を交えながら、新宿の発展とともに歩んできた紀伊國屋書店の歩みと未来像を語ります。
【日時】6月7日(日)午後2時~3時30分  【受講料】500円(企画展招待券付き)
【講師】高井昌史((株)紀伊國屋書店代表取締役社長) 
【申込み】往復はがきにイベント名・住所・氏名・電話番号を記入し、5月22日(必着)までに新宿歴史博物館(〒160‐0008三栄町22)へ。新宿歴史博物館ホームページからも応募できます。定員各100名。応募者多数の場合は抽選。

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新宿歴史博物館 電話03-3359-2131

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