平和派遣報告会・合唱コンサートを開催
未来へ語り継ぐ 平和の大切さ

最終更新日:2015年10月4日

写真:派遣に参加した小学生の報告
写真:平和派遣の参加者
写真:区長と参加者
新宿区(区長:吉住健一)は、今日4日、広島の平和派遣に参加した親子の報告会と早稲田少年少女合唱団のコンサートを若松地域センター(若松町12-6)で開催した。

区は、昭和61年3月15日に行った「新宿区平和都市宣言」から30周年を迎える今年度、平和の大切さを伝えるためのさまざまな事業を実施。平和都市宣言の年から開催している広島・長崎への平和派遣は、平成2年に平和派遣参加者が「新宿区平和派遣の会」を結成し、平成4年からは「平和派遣報告会」も毎年行っている。今日の報告会では、8月5日~7日に広島に行った7組14名の親子が、広島で参加した平和祈念式典や被爆体験講話の様子などを語った。

報告会は午後1時30分に開会。吉住区長は「終戦から70年を迎える今、平和の祈りを込めた皆さんの発表と合唱団の歌声で、平和の輪がさらに広がれば」とあいさつした。
平和派遣に参加した親子は、「第二次世界大戦以降も戦争をしているアメリカでは、日本のように戦後何年という言い方をしないと被爆体験講話で知りました。世界で唯一の被爆国である日本は、この先も戦後何年という言い方をしていかなくてはと強く感ました」「献花・献水慰霊式でお花を供えるときに、大きな黒いアゲハ蝶がふわふわと飛んできました。戦争で亡くなった方が式の様子を見に来てくれたのかも、と心に残る場面でした」とそれぞれが感じたことを発表。平和へのひたむきな呼び掛けに、来場者は熱心に耳を傾けていた。
また、区内で活動している早稲田少年少女合唱団がステージに登壇。川崎祥悦「つたえよう明日へ」やスメタナ「モルダウの流れ」、杉本竜一「BELIEVE」など7曲を披露すると、会場からは盛大な拍手が送られた。

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