小学校PTA連合会が一斉パトロールスタートセレモニーを開催

11月22日、新宿区立小学校ＰＴＡ連合会（以下小Ｐ連、会長：青木喜夫）は、新宿スポーツセンター（大久保3-5-1）で「一斉パトロールスタートセレモニー」を開催した。

小Ｐ連では、日ごろから子どもたちの安全を守るため、防犯パトロールを年間活動の柱の一つと位置付けて取り組んでいる。スタートセレモニーは、より効果的な活動を推進するために会員の理解と連携協力を深めるもので、年1回開催し今年で10回目となる。平成23年度からは、ＰＴＡ会員が多く参加する「バレーボール大会」と同日に実施している。

当日は、各小学校のＰＴＡ会員やスクール・コーディネーターなど、約350名が参加。小Ｐ連の青木会長は「今日をきっかけに子どもたちの安全・安心を改めて考えてほしい。地域の見守りがあれば犯罪の抑止力を向上できる」とＰＴＡ活動の充実を呼びかけた。酒井敏男教育長は「見える形でパトロールを行うことで子どもに安心感を与える。また、そうした活動が継承されることで地域の安全・安心が保たれていく」と激励した。また、田中明義牛込警察署長も出席し、「警察も保護者の皆さんや地域の皆さんと連携を深めて子どもの安全を守っていきたい」とあいさつし、日ごろの活動への感謝を述べた。
その後、酒井教育長から小Ｐ連へ、防犯パトロールの際などに使用する防犯自転車かごカバーとパトロールプレートが、防犯活動支援のために手渡された。

また、「小学生の防犯ポスターコンクール」の表彰式も開催。コンクールは、子ども自身が防犯を身近に考えるきっかけとなるよう小Ｐ連が作品を募集しているもので、応募作品357点の中から、最優秀賞を受賞した高橋　遥さん（愛日小6年）と李　恵民さん（淀橋第四小5年）の2名に表彰状が贈られた。
最優秀賞を含むコンクールの入賞作品66点は、1月6日（火）～19日（月）、区役所本庁舎1階ロビーに展示する。