新宿大ガードで壁画の除幕式を開催
アートの力で新宿のまちを快適な歩行空間に

最終更新日:2014年10月31日

写真:作品1
写真:作品2
写真:あいさつする中山区長
今日31日、歌舞伎町の環境美化と安全・安心対策、アートを通した文化の発信を推進するため、新宿大ガード下の南側通路(思い出横丁側)に壁画を設置し除幕式を開催した。主催は新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会(委員長:中山弘子・新宿区長)。

区では、これまでも地域の皆さんのご協力を得て、新宿大ガード下に壁画を設置し、にぎわいの創出や落書きの防止などの効果を上げてきた。今回設置したのは、約縦3m×横8mの2枚の巨大壁画。「虹をつくる人」「夕焼けの街」と題したこの壁画は、今年8月に新宿駅周辺全域で開催した一大アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2014」でアーティストと子どもたちが「虹、空、まち」をテーマに制作したもの。一昨年の新宿クリエイターズ・フェスタで完成した第1作「ママから生まれた命」、昨年の第2作「森をかかえる太陽」「街をのせた海」に続き、今年の作品で大壁画の3部作が完成した。

除幕式で中山区長は、「かつては落書きが多く、不快感・不安感を与えていた大ガード下が、今まで以上に歩いていて気持ちの良い空間になれば」とあいさつ。地域の代表として出席した和田総一郎・新宿駅前商店街振興組合専務理事も、「商店街も協力し合って、訪れた人がより快適に過ごせるまちづくりに貢献していく」と意気込みを語った。

また、新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会は、福島県でアートを通じた子どもたちの心のケア等に取り組む「NPO法人3.11こども文庫」に寄付金を贈呈。NPO法人3.11こども文庫の理事長で、新宿クリエイターズ・フェスタで子どもたちと一緒に壁画を制作した蟹江杏さんは、「作品は全て太陽や海などの自然が、子どもたちを暖かく包み込む様子を描いたもの。新宿のまちも、子どもたちを包み込むような過ごしやすい場所になれば」と期待を述べた。

設置した色鮮やかな作品は、大ガード下の通路を明るく楽しい空間に演出している。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会事務局(特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220

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