7月14日開催 「漱石プロジェクト」講演会とシンポジウム
夏目漱石と「現代を生きる」 ともに創ろう(仮称)「漱石山房」記念館
2017年 夏目漱石生誕150周年に向けて

最終更新日:2013年6月5日

新宿区(区長:中山弘子)は、国民的文豪・夏目漱石(1867年~1916年)が生まれ育ち、その生涯を閉じたまち。
平成29年(2017年)の漱石生誕150周年に向けた「漱石プロジェクト」イベント第1弾として、7月14日(日)、姜尚中さんの講演会と(仮称)「漱石山房」記念館の整備をテーマとしたシンポジウムを、早稲田大学大隈記念講堂(西早稲田1-6-1)で開催する。

漱石が晩年の9年間を過ごした早稲田南町の家は「漱石山房」と呼ばれ、『三四郎』『こゝろ』『道草』など数々の代表作が生まれた場所。客間では週1回木曜日に、「木曜会」と呼ばれる文学サロンが開催され、漱石を慕う若い文学者たちの集いの場にもなっていた。
和洋折衷の建物は、昭和20年(1945年)の空襲で焼失したが、敷地の一部は区立漱石公園(早稲田南町7)として整備し、現在は「漱石山房」のベランダ式回廊の一部を再現している。

区では、「漱石山房」の土地の記憶を未来に継承していこうと、漱石生誕150周年にあたる平成29年(2017年)2月の開館を目指し、(仮称)「漱石山房」記念館の整備を進めている。

7月14日(日)のイベントでは、政治学者の姜尚中さんが「漱石と現代」と題して講演するほか、作家の半藤一利さん、漱石の孫でエッセイストの半藤末利子さんをお迎えし、初の本格的な漱石記念館の整備について語っていただく。(仮称)「漱石山房」記念館整備検討会の座長である中島国彦・早稲田大学教授、中山区長も加わる。コーディネーターは、検討会委員の牧村健一郎・朝日新聞社記者が務める。入場無料。

■2017年 夏目漱石生誕150周年に向けて
 新宿区夏目漱石記念施設整備プロジェクトVol.1 講演会とシンポジウム
  夏目漱石と「現代を生きる」 ともに創ろう(仮称)「漱石山房」記念館

【日時】 7月14日(日) 午後2時開演 (午後1時30分開場)
【会場】 早稲田大学大隈記念講堂大講堂 (西早稲田1-6-1)
【内容】
★講演「漱石と現代」
出演/姜尚中(政治学者・聖学院大学全学教授)

★シンポジウム「ともに創ろう(仮称)「漱石山房」記念館」
出演/ 半藤一利(作家)
       半藤末利子(エッセイスト・漱石の孫)
       姜尚中
       中島国彦(早稲田大学文学学術院教授)
       牧村健一郎(朝日新聞社記者)
       中山弘子(新宿区長)
※東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの演奏もあります。
出演/荒井英治(バイオリン)、奥村恵美(ピアノ)
【共催】早稲田大学
【後援】朝日新聞社
【申込み】はがきかファックス(イベント名・郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・希望人数(5名まで)を記入)で、6月24日(必着)までに新宿区文化観光課文化資源係(〒160-8484歌舞伎町1-4-1、本庁舎1階)ファックス(03-3209-1500)へ。定員1,100名。応募者多数の場合は抽選。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 文化観光産業部-文化観光課
文化資源係 電話03-5273-3563