新宿歴史博物館所蔵資料展「古写真で見る文化財・史跡」

最終更新日:2012年8月21日

太宗寺(昭和8年)太宗寺(昭和8年)
新宿歴史博物館(三栄町22)では、8月25日(土)から、所蔵資料展「古写真で見る文化財・史跡」を開催する。

今回展示するのは、昭和9年(1934年)に、ほてい屋百貨店での「大四谷今昔博覧会」で展示された四谷地域の史跡の写真40点を中心に、文化財・史跡の古写真約60点。戦災前の太宗寺(新宿2)の現在とは異なる伽藍配置や、今では見ることができない愛染院、西念寺(いずれも若葉2)の山門の様子が分かる写真などを展示する。

また、9月9日(日)には関連講演会「日本写真工業の祖・小西六」を開催する。区立新宿中央公園(西新宿2)には「写真工業発祥の地」という記念碑があるが、ここは国産初のカラーフィルムを発売した小西六写真工業(現・コニカミノルタ)が、明治35年(1902年)から昭和38年(1963年)まで操業した工場・六桜社(ろくおうしゃ)があったところ。昨年、「六桜社跡」として新宿区の地域文化財(都市・産業分野、歴史分野)にも認定したカメラ、フィルム製造の足跡を、国産カメラ史研究家の萩谷剛さんが解説する。

■ 所蔵資料展「古写真で見る文化財・史跡」
【日時】8月25日(土)~10月14日(日)午前9時30分~午後5時30分
(入館は午後5時まで。8月27日、9月10日・24日の月曜日、10月9日(火)は休館)
【会場】新宿歴史博物館地下1階企画展示室(三栄町22)
【観覧料】無料

■ 関連講演会「日本写真工業の祖・小西六」
【日時】9月9日(日)午後2時~4時
【会場】新宿歴史博物館2階講堂(三栄町22)
【講師】萩谷剛(国産カメラ史研究家)
【受講料】500円
【申込み】往復はがきかファックス(03-3359-5036)に講演会名・郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を記入し、9月5日(必着)までに新宿歴史博物館(〒160-0008三栄町22)へ。定員60名。応募者多数の場合は抽選。レガス新宿(新宿未来創造財団)ホームページからも申し込めます。

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新宿歴史博物館 電話03-3359-2131