京王線新宿駅総合改善事業

　新宿駅西口の地下広場では、京王線新宿駅から東京メトロ丸ノ内線方面への乗換えの動線と、東西自由通路から都庁方面への歩行者動線が交錯し、歩行者の円滑な移動が妨げられています。
　また、京王線新宿駅のホーム中央やJR新宿駅と接続する地下連絡通路等で旅客が極度に集中しており、駅の利便性が課題となっています。
　こうした課題の解決に向けて、京王電鉄株式会社は、国土交通省の補助制度である「鉄道駅総合改善事業」を活用し、バリアフリーに配慮した乗換え経路の新設等、京王線新宿駅の総合的な整備を行います。
　この総合的な整備により、西口地下広場での歩行者動線の交錯等による混雑や、京王線新宿駅での利用者の局所的集中の改善が図られ、新宿駅周辺を利用する区民の利便性が向上します。
　区は、東京都と連携し、補助金を交付して京王線新宿駅の整備を促進していきます。
　　　
　■事業概要
　　［1］　事業主体：京王電鉄株式会社
　　［2］　事業期間：令和6年度～令和13年度
　　［3］　工事概要：京王線新宿駅において、地下2階に位置するホームを丸ノ内線側へ約25メートル延伸し、改札を新設