第7回落合第一地区協議会の概要
最終更新日:2006年3月14日
ページID:000006312
日時
平成18年3月14日(火)午後7時~9時
場所
落合第一地域センター
出席者
委員:23名
特別出張所:鈴木所長、木村副所長、吉津
区:地区計画課:折戸、金井
コンサルタント:大戸、西山
特別出張所:鈴木所長、木村副所長、吉津
区:地区計画課:折戸、金井
コンサルタント:大戸、西山
協議内容
1.あいさつ・その他[清水代表]
(報告事項)
(1)区民会議との意見交換にて
(2)まちづくりオープンハウス及びまちづくりミーティングについて
(3)地区協議会委員名簿の公開について
(1)区民会議との意見交換にて
- 区の企画セクションが実施。3/25(土)10時~、自由参加となった。
(2)まちづくりオープンハウス及びまちづくりミーティングについて
- まちづくりオープンハウス:各地区の一般住民に対する中間報告。
- ミーティング:中間発表会(10地区の意見交換)。5/25(木)新宿文化センター
(3)地区協議会委員名簿の公開について
- (情報公開等があった場合)名前、所属のみ公開する。10地区共通。
- 但し、協議会メンバーには、連絡等の為に従来通り名簿を渡す。
2.前回討議結果のまとめ
[住環境(防災)について]
※配付資料参照
〔補足〕
(住居表示について)
(消防車をあてにしない仕組み)
誤)・・・各消防団に2台配置している。消防団は500mの範囲で活動している。
正)消防団員は、所属する団の活動範囲以外では、自分の家から500mの範囲で活動している。(隣の団の活動範囲でも自宅から500m以内は活動の範囲)
地区協議会では、「交通」「住環境」「緑・環境」の3つに分類して話し合いを進めているが、今回は「住環境」のうち、[マンション対策と緑の保全]を取り上げた。
※配付資料参照
〔補足〕
(住居表示について)
-
先日、近くで倒れた人がいて、通行人が携帯から救急車を呼ぼうとしたが、住所が分からず、店に駆け込んできて、住所を伝えてたが、その間10分くらいかかってしまった。
住居表示を徹底も必要だが、公衆電話の利用を意識しておく必要がある。 - 電柱の裏に表示がある場合もある。また、警察が自動販売機に表示すると聞いている。
- 災害時の場合、公衆電話の方がつながりやすい。
(消防車をあてにしない仕組み)
誤)・・・各消防団に2台配置している。消防団は500mの範囲で活動している。
正)消防団員は、所属する団の活動範囲以外では、自分の家から500mの範囲で活動している。(隣の団の活動範囲でも自宅から500m以内は活動の範囲)
地区協議会では、「交通」「住環境」「緑・環境」の3つに分類して話し合いを進めているが、今回は「住環境」のうち、[マンション対策と緑の保全]を取り上げた。
3.議題
【2.住環境:マンション対策と緑の保全についての討議結果のまとめ】
1.マンション等建設の際に尊重すべきルール「落合ルール」をつくる
(落合ルールの内容)
[1]建設情報の早期の公開(早い段階で建築計画等の周辺住民への公開)
[2]地下水脈の保全・尊重(事前調査の要請など)
[3]緑の保全(やむを得ず伐採する場合は、同等の緑の植樹の義務づけ)
[4]その他検討すべきこと・元の沼地への建設の危険性の周知・幹線道路沿いの高層建築と内側の住宅地の矛盾の検討
2.緑をきっかけとして地域コミュニティの回復・充実をはかる
[1]個人の緑を育てられる場をつくる(幹線道路沿いの街路樹の間の空間など)
[2]記念樹の登録を(植樹したことの確認の意味で)
[3]落ち葉の掃除を助け合うなど、緑の管理のルールもつくっていく
【各委員から出された意見】
○:委員
◇:特別出張所・区
◆:コンサルタント
※発言の順番とは異なる場合があります。
[落合ルールをつくる]
(建設情報の早期公開)
○区にはマンションに対する条例はあるか。
◇ワンルームマンションに対する条例はあるが、全体を対象とするものはない。
○この地域は、敷地内の緑が多い地区。マンション建設で、知らないうちに木が切られてしまう。切られる前の対策として条例等はできないか。
○隣に住んでいても売買で木が切られてしまう情報は伝わってこない。樹木は、(土地を)買う人や売る人にとってはいらない物かもしれないが、地域にとっては財産である。
○建築計画の看板はいつ設置されるのか。
(地下水脈の保全・尊重)
○この地域は、湧水など水の豊かな地域。マンション建設に対して、地下水脈を考慮してもらうよう要望書を出している。水脈を切った場合、補償等を求めることはできるか。
また、建築確認では水脈の調査を求めることはできないか。
○水脈を守る為、事前協議の仕組みが必要ではないか。
(緑の保全)
○今の仕組みでは、保存樹木制度しか緑を守る手段がない。一定以上の緑は切ることができない仕組みはできないか。
○私有財産の制限になるので難しいと思う。「建物を建てる際に緑を切る場合、同等の緑を確保すること」などの方法ならば可能ではないか。
○京都や奈良の用に、都市計画法で規制はできないか。
(その他)
○昔は沼だったところに家が建てられている。水害で妙正寺川が決壊したところも沼地だった。買う人は何も知らないので、昔からの情報を伝えることも必要ではないか。
○山手通り沿いマンション等の高さはどのような規制があるのか。道路沿いが高く、隣が低いというのは、バランスを欠いているよう感じる。
[緑をきっかけとして地域コミュニティの回復・充実]
(個人の緑を育てられる場をつくる)
○子どもたちが、目白通りの樹木の根元を利用して草花を育てていたが、踏まれたりして無くなってしまった。
(記念樹の登録)
○子どもが生まれると、区から苗木をもらえる。記念樹として登録し、共有財産として勝手に切れない仕組みをつくってはどうか。
○おとめ山でも植樹をしているが、(その後移されてしまうので)どの木か分からなくなってしまう。植えた時期等をプレートに表示するといい。
(落ち葉の掃除を助け合うなど、緑の管理のルール)
○樹木があると風景もよくなり、季節も感じる。一方で、住民の中には落ち葉を嫌がる人もいる。そんな人の声だけを聞いて役所は枝を落としてしまう。
○近所で話し合いをして、そこで決めたことを役所が対応するような仕組みが必要ではないか。
○木を保全する為には、管理も大切。例えば、老木、歩行者にとって邪魔になる樹木もある。少しでも反感をもたれない工夫が必要ではないか。
1.マンション等建設の際に尊重すべきルール「落合ルール」をつくる
(落合ルールの内容)
[1]建設情報の早期の公開(早い段階で建築計画等の周辺住民への公開)
[2]地下水脈の保全・尊重(事前調査の要請など)
[3]緑の保全(やむを得ず伐採する場合は、同等の緑の植樹の義務づけ)
[4]その他検討すべきこと・元の沼地への建設の危険性の周知・幹線道路沿いの高層建築と内側の住宅地の矛盾の検討
2.緑をきっかけとして地域コミュニティの回復・充実をはかる
[1]個人の緑を育てられる場をつくる(幹線道路沿いの街路樹の間の空間など)
[2]記念樹の登録を(植樹したことの確認の意味で)
[3]落ち葉の掃除を助け合うなど、緑の管理のルールもつくっていく
【各委員から出された意見】
○:委員
◇:特別出張所・区
◆:コンサルタント
※発言の順番とは異なる場合があります。
[落合ルールをつくる]
(建設情報の早期公開)
○区にはマンションに対する条例はあるか。
◇ワンルームマンションに対する条例はあるが、全体を対象とするものはない。
○この地域は、敷地内の緑が多い地区。マンション建設で、知らないうちに木が切られてしまう。切られる前の対策として条例等はできないか。
○隣に住んでいても売買で木が切られてしまう情報は伝わってこない。樹木は、(土地を)買う人や売る人にとってはいらない物かもしれないが、地域にとっては財産である。
○建築計画の看板はいつ設置されるのか。
- ◇規模により違うが、建築確認を出す30日、60日前。
- ◆建築確認は、「許可」ではなく、「確認」なので、行政の対応には限界がある。落合ルールとして、「90日前まで」など、多くの住民の同意があれば可能。
- ◇条例ならば、確認がおりないので、建築をすることができない。
(地下水脈の保全・尊重)
○この地域は、湧水など水の豊かな地域。マンション建設に対して、地下水脈を考慮してもらうよう要望書を出している。水脈を切った場合、補償等を求めることはできるか。
また、建築確認では水脈の調査を求めることはできないか。
- ◇水脈は因果関係を証明することが難しい。また、建築確認で調査を求めることはできない。
○水脈を守る為、事前協議の仕組みが必要ではないか。
(緑の保全)
○今の仕組みでは、保存樹木制度しか緑を守る手段がない。一定以上の緑は切ることができない仕組みはできないか。
○私有財産の制限になるので難しいと思う。「建物を建てる際に緑を切る場合、同等の緑を確保すること」などの方法ならば可能ではないか。
○京都や奈良の用に、都市計画法で規制はできないか。
- ◇地区計画等ならば、緑化率○%ということは決められる。
(その他)
○昔は沼だったところに家が建てられている。水害で妙正寺川が決壊したところも沼地だった。買う人は何も知らないので、昔からの情報を伝えることも必要ではないか。
○山手通り沿いマンション等の高さはどのような規制があるのか。道路沿いが高く、隣が低いというのは、バランスを欠いているよう感じる。
- ◇現在の用途地域をベースに高さ制限を設けた。隣り合う地区で極端な差が生じる場合には調整をしている。(平成18年3月31日に告示・施行)
- ◇今までは高さの規定はなかったが、都市計画(高度地区の指定)により、高さを抑えられるようになる。
[緑をきっかけとして地域コミュニティの回復・充実]
(個人の緑を育てられる場をつくる)
○子どもたちが、目白通りの樹木の根元を利用して草花を育てていたが、踏まれたりして無くなってしまった。
- ○日当たりも悪く場所がよくないこともあり、商店街と一緒に活動をする予定。
- ○コミュニティを復活させるよい仕組みだと思う。活動を知らなかったので、地域にPRしてほしい。
(記念樹の登録)
○子どもが生まれると、区から苗木をもらえる。記念樹として登録し、共有財産として勝手に切れない仕組みをつくってはどうか。
○おとめ山でも植樹をしているが、(その後移されてしまうので)どの木か分からなくなってしまう。植えた時期等をプレートに表示するといい。
- ○区にお願いしなくても、自分たちでできることは自分たちでやってもよいのでは。
- ◇植樹後に移動しているので、位置等は区で確認する。
(落ち葉の掃除を助け合うなど、緑の管理のルール)
○樹木があると風景もよくなり、季節も感じる。一方で、住民の中には落ち葉を嫌がる人もいる。そんな人の声だけを聞いて役所は枝を落としてしまう。
○近所で話し合いをして、そこで決めたことを役所が対応するような仕組みが必要ではないか。
- ○緑をきっかけとして、地域コミュニティの回復はできないか。
- ○雪国の除雪と比べれば、落ち葉の負担は軽いと思う。土が無くなり、コンクリートになり、落ち葉が気になるようになったが、生物も集まり、ヒートアイランド現象も抑えるなど、環境面でも役割を再認識すべき。落合地区は、新宿御苑に並ぶくらい貴重な緑がある地区だと思う。そうした思いを込めて、夢のあるネーミングをつけるのもいいのでは。
- ◇移植じゃ、樹木の大きさや時期にもよるが、数百万円のお金がかかることもある。税金をどう使うか問われる。
- ◇場所を確認して、担当課に確認する。
○木を保全する為には、管理も大切。例えば、老木、歩行者にとって邪魔になる樹木もある。少しでも反感をもたれない工夫が必要ではないか。
4.その他
(委員応募について)
◇委員からの紹介等により、「協議会に参加したい」という方が4名いる。公募期間は終了しているが、定員50名に達していないので、参加して頂いてよいか。
○了承
◇委員からの紹介等により、「協議会に参加したい」という方が4名いる。公募期間は終了しているが、定員50名に達していないので、参加して頂いてよいか。
○了承
配布資料
○ 次第(第7回)
○ 第6回の議事要旨 住環境(防災)についてのまとめ(事前配布)
○ 第6回の議事要旨 住環境(防災)についてのまとめ(事前配布)
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新宿区 地域振興部-落合第一特別出張所
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