燃やすごみの処理の流れ

最終更新日:2020年9月8日

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  1  新宿区民の役割

  新宿区民のみなさまには、燃やすごみを分別して正しい収集日に資源・ごみ集積所に出す、という役割があります。(燃やすごみの出し方については、こちらをご参照ください。)
 
  2  新宿区の役割

  新宿区には、区民のみなさまが分別して出したごみを、収集して、清掃工場に搬入するという役割があります。
 
収集作業風景   区民のみなさまが燃やすごみを分別して資源・ごみ集積所に出すと、それを収集作業員が収集します。
  収集した燃やすごみは、清掃車で清掃工場へ搬入します。 ハイブリッド清掃車
 
  3  東京二十三区清掃一部事務組合の役割

  東京二十三区清掃一部事務組合(以下、一部事務組合)とは、新宿区をはじめとする特別区の「ごみの中間処理」や「ごみ処理施設の管理運営」等を行っている組織です。

  新宿区が清掃工場に搬入した「燃やすごみ」は、清掃工場を管理する一部事務組合の管理のもと、焼却などの各工程を経て、最終的には灰またはセメントの原料やスラグになります。
 
燃やすごみの清掃工場への搬入   新宿区が収集した燃やすごみは、清掃工場に搬入します。その際にごみは、計量機で車両ごと重さを量ります。量ったごみの重さは、ごみ量の把握やごみ処理手数料の徴収などに活用します。

  清掃工場のない新宿区では、豊島清掃工場品川清掃工場港清掃工場など複数の清掃工場に燃やすごみを搬入しています。
  清掃工場のプラットホームとよばれる場所です。ここで収集車に積まれていたごみが、ごみバンカという場所におろされます。 バンカにおろされる燃やすごみ
ごみバンカ内部   搬入された燃やすごみは、一時的にごみバンカの中にためられます。ごみバンカの中ではクレーンによってかき混ぜられることで均一化され、その後、焼却炉に投入されます。
  焼却炉は、800℃以上の高温で24時間体制で稼働しています。ここで燃やすごみは燃やされて灰になります。さらに、焼却灰の一部は、2つの方法で有効利用しています。1つ目は、セメント工場でセメント原料化を行っています。2つ目は、溶融固化施設で高温に溶かした後、ゆっくり冷却してスラグを製造する、徐冷スラグ化を行っています。焼却灰の資源化についての詳細は、こちらをご参照ください。 バンカーにおろされる燃やすごみ


(ごみ処理の流れの詳細については、東京二十三区清掃一部事務組合のホームページをご参照ください。)
 
  4  東京都の役割
 
新海面処分場   新宿区民のみなさまが分別して出し、新宿区が収集し、一部事務組合が保管・焼却等の中間処理をした燃やすごみは、最終的に東京都によって「中央防波堤・新海面処分場」に埋め立てられます。

  中央防波堤埋立処分場の詳細については、こちらをご参照ください。

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