カラスの巣作りと巣の撤去について
最終更新日:2024年5月10日
毎年3月から7月頃にかけてカラスの繁殖期になると、威嚇されたり、攻撃されたりする被害が多くなります。このような被害を防ぐための注意点をお知らせします。
カラスの威嚇行動から攻撃まで
カラスは、まず注意して相手の様子を見ます。次に、存在を誇示するために大きな声で鳴いたり、鳴きながら旋回して威嚇します。また、止まり木にくちばしをこすりつけたり、小枝を折って落としたり、ガッガッと濁った声を出したりします。さらに、後ろから頭上をかすめたり、脚でけることもあります。
カラスは突然襲ってくるように思いがちですが、必ずこのような行動をします。早い段階で気が付けば、攻撃を回避できます。
カラスは突然襲ってくるように思いがちですが、必ずこのような行動をします。早い段階で気が付けば、攻撃を回避できます。
カラスに襲われないための対処法
- カラスは後ろから後頭部を狙って足で攻撃してきます。傘をさしたり、つばの広い帽子をかぶり、後頭部を守りましょう。
- 落下ヒナには近づいたり、触れたりしないようにしましょう。親鳥が攻撃してきます。
巣を作らせないようにしましょう
- 庭木をせん定し、巣を作りにくいようにしましょう。
- 巣作りに利用させる針金の洗濯用ハンガーをベランダなどに放置しないようにしましょう。
- 生ごみの出し方には十分注意しましょう。カラスは、餌が簡単に手に入る場所に巣を作ります。
- ごみ散乱防止用に防鳥ネットの貸出しをしています。問合せ先は→カラスによる被害
カラスの巣の撤去について
- カラスに威嚇や攻撃をされたら、近くに巣があります。卵やヒナが落ちていることもあります。
- 巣などの位置を確認したら、その施設や樹木等の管理者に連絡して撤去を依頼しましょう。
- 個人住宅などで巣の撤去が困難な場合は、区が撤去しますので、環境対策課公害対策係までご連絡ください。
ただし、次の要件にすべて該当している場合に限ります。
[1] 威嚇・攻撃等の被害があること。
[2] 樹木等のある土地の所有者や管理者からの要請であること。 もしくは、樹木等の所有者等から撤去についての同意が得られていること。
(注)巣の位置等によっては、撤去不可能な場合がありますので、ご了承ください。
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