【令和7年5月配信】コミュニティのタネ
最終更新日:2025年5月1日
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新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例
シンポジウム開催レポート
2024年12月に制定された「新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例」が、2025年4月1日より施行されました。今回は、これに先駆けて開催されたシンポジウムの様子をレポートします。
●新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例シンポジウムとは
「地域で活動する様々な主体の連携による地域コミュニティの活性化」の実現を目指し、区民や地域で活動する方々に条例の趣旨や目的を広く周知することを目的に、3月22日に「新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例シンポジウム」を開催しました。
●開催プログラム:開会挨拶
冒頭の挨拶では、吉住健一新宿区長から「地域と行政との橋渡しをしてくださるのが町会・自治会」との話がありました。条例制定までには約30回の話し合いが行われ、約2年を費やしたことなどにも触れつつ、「皆様からいただいた声を無にしないように精一杯やっていく」との決意表明が行われました。
続いては松川英夫新宿区町会連合会会長/新宿区商店会連合会会長から、町会の「担い手」に関する話があり、「今回の条例は担い手不足にも焦点を当てて解消していきたい」「暮らしやすい街を実現し、未来に繋いでいきたい」との挨拶がありました。

●開催プログラム第1部:条例・推進プランの説明
第1部では、新宿区地域コミュニティ課による、「条例・推進プラン」の説明が行われました。
説明を行った岩田課長は、本条例が「町会・自治会を中心とした地域コミュニティを活性化させて暮らしやすいまちにしていくための条例」であると話し、当日配布された条例のパンフレットや「新宿区町会・自治会活性化推進プラン」の冊子をもとに、条例の特徴やプランの概要などについての説明を行いました。
第1部では、新宿区地域コミュニティ課による、「条例・推進プラン」の説明が行われました。
説明を行った岩田課長は、本条例が「町会・自治会を中心とした地域コミュニティを活性化させて暮らしやすいまちにしていくための条例」であると話し、当日配布された条例のパンフレットや「新宿区町会・自治会活性化推進プラン」の冊子をもとに、条例の特徴やプランの概要などについての説明を行いました。

●開催プログラム第1部: 地域連携についての講演(1)
地域連携についての講演では、名和田是彦法政大学法学部教授から「新宿区の町会・自治会は頑張っている」として、さまざまなデータが示されました。
名和田教授は、今後の地域活動のテーマが「防犯防災と地域福祉課題と居場所づくり」になるとした上で、「新宿区が町会・自治会とともに地域コミュニティを発展させていく姿勢をみせている」ことが条例の意義の一つであると語りました。
地域連携についての講演では、名和田是彦法政大学法学部教授から「新宿区の町会・自治会は頑張っている」として、さまざまなデータが示されました。
名和田教授は、今後の地域活動のテーマが「防犯防災と地域福祉課題と居場所づくり」になるとした上で、「新宿区が町会・自治会とともに地域コミュニティを発展させていく姿勢をみせている」ことが条例の意義の一つであると語りました。

●開催プログラム第1部: 地域連携についての講演(2)
山田和男新宿区町会連合会副会長/北新宿2丁目町会会長からは、「次世代へのタスキ~地域連携で未来へつなぐ絆づくり」とのテーマで講演が行われました。
地域のテーマカラーであるオレンジ色のユニフォームを身にまとった山田会長は、「地域連携で行う北新宿公園盆踊り大会」の事例を中心にさまざまな地域団体との協力・連携について紹介。
町会活動を行う上で最も大切なことは「当人たちが楽しいと思ってやること」だとつつ、「ある程度の活動を次世代に任せて次世代へタスキを渡すことも必要」と話し、会場に集まった参加者から共感を得ていました。
山田和男新宿区町会連合会副会長/北新宿2丁目町会会長からは、「次世代へのタスキ~地域連携で未来へつなぐ絆づくり」とのテーマで講演が行われました。
地域のテーマカラーであるオレンジ色のユニフォームを身にまとった山田会長は、「地域連携で行う北新宿公園盆踊り大会」の事例を中心にさまざまな地域団体との協力・連携について紹介。
町会活動を行う上で最も大切なことは「当人たちが楽しいと思ってやること」だとつつ、「ある程度の活動を次世代に任せて次世代へタスキを渡すことも必要」と話し、会場に集まった参加者から共感を得ていました。

●開催プログラム第1部: 地域連携についての講演(3)
御所窪和子市谷台町町会会長からは「シン・共助のカタチ~地域一帯で取り組む未来に繋げる防災力向上~」というテーマでの講演が行われました。
地域で取り組んでいる「まちかど防災訓練」については、「無事です」と書かれた「防災フラッグ」を活用した具体例などを中心に紹介しました。また、よく言われる「自助・共助・公助」に「近助」を加えた4助をキーワードにしているとして、「一番大事なのはおしゃべり。難しくいえば情報交換」とユーモアを交えた語り口で会場の雰囲気を柔らかくしていました。
御所窪和子市谷台町町会会長からは「シン・共助のカタチ~地域一帯で取り組む未来に繋げる防災力向上~」というテーマでの講演が行われました。
地域で取り組んでいる「まちかど防災訓練」については、「無事です」と書かれた「防災フラッグ」を活用した具体例などを中心に紹介しました。また、よく言われる「自助・共助・公助」に「近助」を加えた4助をキーワードにしているとして、「一番大事なのはおしゃべり。難しくいえば情報交換」とユーモアを交えた語り口で会場の雰囲気を柔らかくしていました。

●開催プログラム第2部: パネルディスカッション
第2部では、会場からの質問にパネラーたちが答える「パネルディスカッション」に吉住健一新宿区長、名和田是彦法政大学法学部教授、松川英夫新宿区町会連合会会長/新宿区商店会連合会会長、山田和男新宿区町会連合会副会長/北新宿2丁目町会会長、笹本秀行条例検討委員会区民委員、山路しおり条例検討委員会区民委員が出席。
「町会・自治会活動への協力と連携について、参加のハードルを下げるために、今の活動の主体側はどう変わる必要があるのか」「町会活動に興味を持った場合はまずどこに相談すべきなのか」といった質問が行われ、パネラーたちがそれぞれの見解を示しました。
また、吉住区長からは、「新宿は名前の由来の通り、江戸時代の宿場町が発端になっていて、来るもの拒まずの気風。地域活動の種火は皆さんの心の中にあるので、社会変化にも対応しながら住みやすい環境を作っていくための集合体として、町会・自治会がバランスの取れた組織として栄えていったらいいなと思っている」とのコメントがありました。
第2部では、会場からの質問にパネラーたちが答える「パネルディスカッション」に吉住健一新宿区長、名和田是彦法政大学法学部教授、松川英夫新宿区町会連合会会長/新宿区商店会連合会会長、山田和男新宿区町会連合会副会長/北新宿2丁目町会会長、笹本秀行条例検討委員会区民委員、山路しおり条例検討委員会区民委員が出席。
「町会・自治会活動への協力と連携について、参加のハードルを下げるために、今の活動の主体側はどう変わる必要があるのか」「町会活動に興味を持った場合はまずどこに相談すべきなのか」といった質問が行われ、パネラーたちがそれぞれの見解を示しました。
また、吉住区長からは、「新宿は名前の由来の通り、江戸時代の宿場町が発端になっていて、来るもの拒まずの気風。地域活動の種火は皆さんの心の中にあるので、社会変化にも対応しながら住みやすい環境を作っていくための集合体として、町会・自治会がバランスの取れた組織として栄えていったらいいなと思っている」とのコメントがありました。

●開催プログラム第2部: 閉会の挨拶
閉会の挨拶は新宿区地域振興部の大柳部長から行われ、「条例とプランの検討委員会の立ち上げの際には地域の皆さまから貴重なお声をいただいた」と感謝が伝えられました。また、「本条例をもとに住みやすい地域づくりを行うためにも、職員が現場に足を運んで、柔軟な発想を持ってさまざまな施策を行なっていく」とのコメントもあり、会場からは大きな拍手が送られていました。
区内外から関心を集めている「新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例」。条例やプランに関する情報等については、区役所の公式サイトをご確認ください。
●お問い合わせ先
新宿区 地域振興部-地域コミュニティ課 コミュニティ係
電話:03-5273-4127 FAX:03-3209-7455
閉会の挨拶は新宿区地域振興部の大柳部長から行われ、「条例とプランの検討委員会の立ち上げの際には地域の皆さまから貴重なお声をいただいた」と感謝が伝えられました。また、「本条例をもとに住みやすい地域づくりを行うためにも、職員が現場に足を運んで、柔軟な発想を持ってさまざまな施策を行なっていく」とのコメントもあり、会場からは大きな拍手が送られていました。
区内外から関心を集めている「新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例」。条例やプランに関する情報等については、区役所の公式サイトをご確認ください。
●お問い合わせ先
新宿区 地域振興部-地域コミュニティ課 コミュニティ係
電話:03-5273-4127 FAX:03-3209-7455
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