【令和7年2月配信】コミュニティのタネ
最終更新日:2025年2月3日
認知症サポーター養成講座で認知症について
学んでみませんか!!
●認知症になっても自分らしく暮らせるまち新宿をめざして──
65歳以上の7人に1人が認知症高齢者と推計される、「超高齢社会」となった日本。新宿区でも介護保険の要支援・要介護認定を受けている人の2人に1人は見守りや支援が必要な認知症の症状があり、誰もが認知症になる可能性があります。
子どもから高齢者まで、一人ひとりが認知症への理解を深め、認知症になっても自分らしく暮らせるまちづくりが求められる中、新宿区ではその取組のひとつとして、認知症サポーター養成講座を開催しています。
●認知症サポーターとは──
認知症サポーターは「なにか特別なことをする人」ではありません。
認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を「温かく見守る応援者」として、日々の生活や仕事の中でさりげなく、自分のできる範囲で支援するのが認知症サポーターです。
例えば、友人やその家族に講座で学んだ知識を伝えていくこと、認知症の人や家族の気持ちを理解するように努める、といったこともサポーターにできる支援のひとつです。
新宿区では2008年より「認知症サポーター養成講座」を開催しており、令和6年12月末現在、3万人を越えるサポーターが誕生しています。多くの方がサポーターになることで支援の輪が広がっています。
●認知症サポーターになるには──
サポーターになるためには、受講料(テキスト料)無料の認知症サポーター養成講座(約90分)を1回受講していただきます。
区民を対象に定例講座を開催しており、開催日時は広報新宿や新宿区ホームページなどでお知らせしています。

●マンションへの出張講座も実施します!──
新宿区では、10名以上の団体(企業、学校、その他)への出張講座を行っています。お住まいのマンション総会や理事会等に講師が出向き、認知症の症状についての理解や接し方などをお話します。
申込方法など詳しくは、お近くの高齢者総合相談センターへお問い合わせください(別紙一覧)。
認知症サポーター養成講座の様子は「区広報番組(しんじゅく情報局)」で紹介しています。
【認知症サポーター養成講座に関するお問合せ先】
新宿区福祉部高齢者支援課高齢者相談第二係(新宿区役所本庁舎2階)
TEL:03-5273-4594 FAX:03-5272-0352
マンション内での諸問題の解決には、居住者同士の円滑なコミュニケーションが欠かせません。マンション居住者同士が顔見知りになれるよう、マンション内でコミュニティづくりを進めることが重要です。
コミュニティに関する相談等がありましたら、お近くの特別出張所にご連絡ください。