【令和6年2月配信】コミュニティのタネ ~マンション活動紹介~
最終更新日:2024年2月1日
「餅つき」で住民同士のコミュニケーション増 ~富久クロスに笑顔溢れる~
富久クロス(新宿区富久町15-1)で1月21日(日)にコミュニティーイベントの「餅つき体験、おしるこ無料配布」が行われ、住民500人以上が参加しました。
●住民参加型のイベントが人気のマンション
「居心地の良いマンション」をコンセプトのひとつとして建設された富久クロス(ペントテラス、グリーンレジデンス、コンフォートタワー、テナントのある施設棟から構成)では、4月にはゴミをたくさん拾ったチームに賞品がプレゼントされる「ゴミ拾いイベント」、12月にはマンション内のロビーにプロのミュージシャンを招いて開催する「ロビーコンサート」など、住民参加型のイベントが多数開催されています。
中でも人気なのが、1月に開催される「餅つき」。
各回40人が参加できる2部制の「餅つき体験」には今回も定員を超える応募があり、子どもたちからは「早くやりたい!」「もっとやりたい!」といった声が上がっており、体験した子どもの中には親と一緒に杵をつく姿も見られました。



●部会メンバーとイベントサポーターの活躍でイベント実施がスムーズに
また「餅つき」と共に開催された「おしるこ配布」も大人気で、参加者が舌鼓を打ちました。
55階建てのコンフォートタワーを含め、1240戸と居住者の多い富久クロスの管理組合内には、防犯・防災部会、広報部会等、5つの部会があり、今回の「餅つき」は広報部会が担当しています。
ただし、今回のような大規模なイベントにおいては管理組合役員だけでの運営が難しいため、専門業者に運営を委託しているとのこと。専門業者が「もち米等の材料調達」から「木製の杵と臼を用意した本格的なもちつきの実施」「餅を一口大に切る調理器具の用意等によるスムーズな運営」「ビニール手袋の着用、蓋つきのおしるこカップの用意」まで行ってくれることにより、効率的で衛生的なイベントを実現しています。


一方で、誘導整理は管理組合が担当、富久クロスではイベントのサポーター制度を採用しており、今回の「餅つき」では有志3人が手伝いに来て、受付等を担当していました。

「餅つき」イベントを終えた広報部会のメンバーは、「当日雨が降ったため、急遽開催場所を変更しましたが、役員等で打合せをしてスムーズに運営することができ、参加者にも喜んでもらえてよかったです」と話しました(元々は敷地内にある屋外の広場を予定)。
また「おしるこ配布」については、「昨年度は400人分用意しましたが、イベントの途中で全て配布してしまい、寒い中並んでくれた方に配布できないということがありました。そのため、今年は配布する数を500人分に増やしたことに加え、おしるこ配布券を受付で渡すことで、そのようなことがないように変更しました。毎年少しずつ改善していくことが大切だと感じました」と語りました。
●住民同士のコミュニケーション増が防犯・防災の鍵
大規模マンションでの困りごととしてよく挙がるのが居住者間のコミュニケーション不足。
特に災害が発生した際には住民同士での助け合い「共助」が必要不可欠になるため、管理者と入居者それぞれが非常事態に対応できるよう、日頃から住民同士でコミュニケーションを取れるような環境づくりは非常に重要だといえます。
富久クロスのように季節の折にイベントを開催するという方法も、住民同士の交流を深め、コミュニケーションを増やすとても良い機会になります。