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(音声読み上げ用)UDまちづくりニュースレター第22号

最終更新日:2026年10月30日

ページID:000084537
このページは、「音声読み上げ用」に作成しています。そのため、PDF版のニュースレターとは、文章の表示や表現などが異なっている部分があります。

新宿区UDまちづくりニュースレター

1ページ目。
 
新宿区。
ユニバーサルデザイン。
まちづくり。
ニュースレター。
 
第22号。
2026年10月。
 
ユニバーサルデザイン。
UDとは?
 
 年齢・性別・国籍・コジン、の能力等にかかわらず、できるだけ多くの人が利用できるよう、生活環境その他の環境をつくり上げていく考え方です。
 
UDスポットをめぐる、学ぶ。
羽田空港。全4回シリーズ。
 
第2回。
利用者に寄り添うおもてなしの心。
 
羽田空港第3ターミナルにおけるユニバーサルデザインについて、ぜん号では、設備などハード面から見た様々な工夫をご紹介しました。今回はハード面と同様に、安心して利用できる環境を整えるため重要な役割を果たしている、ソフト面の取り組みの一部をご紹介します。
 
お話を伺ったかたがた。
東京国際空港ターミナル株式会社。企画部。シニアマネージャー。広報担当。福岡さん。
東京国際空港ターミナル株式会社。旅客サービス部。CS 推進室マネージャー。山下さん。
 
2ページ目。3ページ目。
案内カウンター。3階出発ロビー。
コンシェルジュの方々が常駐し、ターミナルの案内、車椅子・ベビーカーの貸し出し、介助サービス、館内放送の受付などを行っています。外国語での対応はもちろん、手話による対応、筆談による対応、コミュニケーション支援ボードによる対応など、利用者に合わせた様々な方法でお問い合わせに対応しています。
 
写真1枚目。案内カウンター。必ず1人はカウンターの外に立ち、利用者が話しかけやすい雰囲気を作っている。
視覚障害者誘導用ブロックが各公共交通機関と案内カウンターをつないでおり、そこから先の搭乗口までの移動はコンシェルジュや航空会社のスタッフなどがサポート。
車椅子利用者向けに低いカウンターが用意されている。
 
コンシェルジュさんはこんなかたがたです。
接遇のプロであり、現在国際線担当として約70 名が在籍。令和8 年4月末現在。
4 か国語や手話に対応可能。
全員がサービス介助士資格を保持。
手話検定、中国語・韓国語検定保持者はバッチを着用している。
写真2枚目。手話技能検定4級以上のかたが身に着ける手話バッチ。「手話」を表す手話のデザイン。
写真3枚目。韓国語の言語バッチ。
 
コンシェルジュさんに、日頃の業務で心がけていることをお聞きしました。
羽田旅客サービス株式会社。旅客サービスセンター。コンシェルジュ。高橋さん。
案内カウンターには、日々多種多様なお問い合わせが寄せられます。どのような内容のお問い合わせであっても、対応できるように幅広い知識を持ち、情報をアップデートすることを心がけています。
すぐにはお答えできないことも、他部署の担当者につなげるなど、できる限りのご提案をした結果、お客さまのお困りごとを解決できた時は嬉しくなります。
 
写真4枚目、5枚目。貸し出し用車いす。側面の大きな車輪を外すことで、そのまま航空機内の座席まで移動できる幅に変えられる。第21号でもご紹介したステップレス搭乗橋により、航空機までスムーズに通行可能。
 
写真6枚目。磁気ループ。一定の範囲に入り、補聴器のモードを切り替えると、マイクで話した音声が、ノイズを拾わずに鮮明に補聴器に届く。
 
写真7枚目。コミュニケーション支援ボード。
写真8枚目。筆談ボード。
 
写真9枚目。手で見るフロアマップ。建物の形や施設の場所を、点字や凹凸で地図上に表示。
 
写真10枚目、11枚目。ひまわり支援ストラップ。
知的・発達障害等の身体的特徴がない障害や、慢性疾患などの外見からは判断できない病気などを持つかたが、空港を安心して利用できるよう、ひまわり支援ストラップを無償で配布。空港施設内で誘導や支援を受けやすい環境をつくっている。
 
羽田空港体験サポートブック
空港の利用に不安を感じるかた向けに、施設の使い方や様々な手続きの流れを予習できるサポートブックがホームページで公開されています。
主に「飛行機に乗るまで」と「飛行機を降りたら」の二部構成。
やさしい文章と豊富な写真・イラストで、誰にでも分かりやすく書かれている。
漢字にふりがながふってあるので、小さな子どもでも読みやすい。
 
運営者コメント。福岡さん、山下さん。
空港で必要になる手続きや行動をあらかじめお伝えすることで、お客さまの不安を軽減し、安心して空港を利用できる環境を整えています。
 
次回予告。
第3回。より使いやすく、進化し続ける空港。
第3ターミナルの計画段階から、現在に至るまで続けられている、空港内の設備などの改善活動についてご紹介します。
  
4ページ目。
コラム、題名。「公共交通機関」と「UDまちづくり」。
 
特定非営利活動法人。実利用者研究機構。新宿区ユニバーサルデザインまちづくり相談員。岡村正昭さん。
 
私は、世の中の「わかりにくい、使いにくい」を解消する調査研究機関の「実利用者研究機構」で、企業や自治体向けにユニバーサルデザインの指導・研修・アドバイザリーをしています。
 「公共交通機関におけるUD」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?例えば、空港であれば、窓口や案内カウンターの多言語対応や筆談対応、時刻表や搭乗口、トイレ、飲食店などの案内サインもあれば、多機能トイレや段差解消スロープなどバリアフリーも含め、様々な配慮を見つけることができます。
しかし、「公共交通機関におけるUD」の重要なポイントは、その施設を利用する人の目的がきちんと達成できることです。利用者の多くのかたは、移動手段として、目的地にスムーズにたどり着けることが重要なので、ちゃんと乗れることが絶対、乗り遅れるとか間違えて乗れないは避けたい。だからこそ、乗り遅れないために搭乗手続きや空港内の移動で迷わないための工夫が必要になります。ターミナルを間違うだけでもヒヤヒヤものです。搭乗手続きの操作や荷物の預け入れもスムーズにできないと遅れてしまわないか不安になります。他にも、施設内での飲食や買い物が目的のかたもおられますので、空港を利用する方々が目的をスムーズに達成するために課題になることを発見して、予算内ですぐに対応できることなら改善してみる。予算外や調整が難しいことであれば、まずは施設内のスタッフ全体に課題を共有する。その上で自分たちの工夫で改善できそうな案を検討して試していく。その過程を継続して実行していくことが、「公共交通機関におけるUDの好循環サイクル(スパイラルアップ)」になります。
「新宿区ユニバーサルデザインまちづくり条例」は、できるだけ多くのかたが利用できる建物や考えかたを増やしていき、今よりもさらに良いまちにしていくことも目的です。まちを利用する多様な人々にとっての課題や魅力的な改善がどんなものになるのかを想像しながら、ぜひ公共交通機関も観察してみてください。
 
新宿区からのお知らせ。
新宿区ユニバーサルデザインまちづくり条例施行規則を改正しました。令和8年10月1日から施行しています。
東京都福祉のまちづくり条例施行規則の改正に伴い、新宿区ユニバーサルデザインまちづくり条例施行規則を改正し、令和8年10月1日に施行しました。
 当改正により、「観客席・客席」の整備基準を変更しています。
 詳しくは、2次元バーコードより新宿区ホームページをご覧ください。
 
お問合せ先。新宿区、景観まちづくり課。電話。03-5273-3843。
 
 
 

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