新宿区役所本庁舎における免震オイルダンパーの当面の安全性と不適合品の交換について
最終更新日:2019年12月12日
1 概 要
・平成30年10月16日、国土交通省より、KYB(株)及びカヤバシステムマシナリー(株)が製造した大臣認定等の内容に適合しない免震・制振オイルダンパーが共同住宅、事務所、病院、庁舎等に設置されているとのプレスリリースがありました。
・区では、カヤバシステムマシナリー(株)が製造した免震オイルダンパーが新宿区役所本庁舎免震改修工事において使用されていることから、元請会社である大成建設(株)に本件の経緯や詳細な説明を求めました。併せて、当面の庁舎の安全性の検証及び必要な対策についても強く求めてまいりました。
・その結果、免震オイルダンパー全32本において検査データの書換えが行われ、そのうち22本は設計仕様に合致していないことが判明しました。
・また、庁舎の安全性については、国土交通省より示された、当面の構造安全検証方法に則り、元請会社である大成建設(株)が検証を行いました。その結果、設計仕様に合致していない製品が使用されている場合においても、震度6強から震度7程度の地震に対しても倒壊の恐れがないことを確認しました。あわせて、第三者機関である一般社団法人日本建築防災協会の評定を取得しています。
・区では、カヤバシステムマシナリー(株)が製造した免震オイルダンパーが新宿区役所本庁舎免震改修工事において使用されていることから、元請会社である大成建設(株)に本件の経緯や詳細な説明を求めました。併せて、当面の庁舎の安全性の検証及び必要な対策についても強く求めてまいりました。
・その結果、免震オイルダンパー全32本において検査データの書換えが行われ、そのうち22本は設計仕様に合致していないことが判明しました。
・また、庁舎の安全性については、国土交通省より示された、当面の構造安全検証方法に則り、元請会社である大成建設(株)が検証を行いました。その結果、設計仕様に合致していない製品が使用されている場合においても、震度6強から震度7程度の地震に対しても倒壊の恐れがないことを確認しました。あわせて、第三者機関である一般社団法人日本建築防災協会の評定を取得しています。
2 新宿区役所本庁舎で使用したオイルダンパーの種類と設置数
カヤバBDS型オイルダンパー16本[ 8本]
パッシブ切換型オイルダンパー16本[14本]
[ ]内の数は、設計仕様に合致していない本数
パッシブ切換型オイルダンパー16本[14本]
[ ]内の数は、設計仕様に合致していない本数
3 今後の対応
・設計仕様に合致していない22本は不適合品とし、元請建設会社である大成建設(株)に対して、交換を速やかに行うよう指示しました。
交換の時期は令和元年度末までに完了を予定しています。
・残りの10本については大成建設(株)に対して、交換等に関する協議を行ってまいります。
交換の時期は令和元年度末までに完了を予定しています。
・残りの10本については大成建設(株)に対して、交換等に関する協議を行ってまいります。
本ページに関するお問い合わせ
新宿区 総務部-施設課
電話:03-5273-3791 FAX:03-5272-8691
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