令和2年8月24日第8回定例委員会

最終更新日:2021年2月12日

会議の庶務を行う課名

選挙管理委員会事務局

開催日時

令和2年8月24日(月)午前10時から午後0時30分まで

会議の公開の可否及び非公開の場合の理由

議案の概要と審議結果(賛成・・・〇、反対・・・×)

議案 件      名 概   要 野尻 斉藤 染谷 結果
第38号 在外選挙人名簿の抹消
について
国内に住民票が新たに作成されて4箇月を経過した者等19名を抹消するもの。 可決
第39号 在外選挙人名簿の登録
について
国外に住所を有し3箇月を経過した12名を登録するもの。 可決
第40号 選挙人名簿の抹消につ
いて
死亡・区内に住所を有しなくなって4箇月を経過した者4,151名を抹消するもの。 可決
 
 第38号議案、第39号議案及び第40号議案について事務局より説明を受けた。
 議案への質問なし
 

協議・報告について

(1) 東京都知事選挙の総括について事務局より説明を受けた。
<アンケートについて>
委 員 当日投票での投票管理者・投票立会人アンケートの結果から特徴として挙げられるのはどのようなものか?
事務局 コロナ対策については概ね出来ているとの評価を得た。ただし、床に貼ったソーシャルディスタンス用のテープが小さ
     い。また、消毒液がジェル状でべとついていたため、不評であった。
     ソーシャルディスタンスの影響で列が会場の外まで出来たとの報告も受けている。
委 員 期日前投票のアンケートではどのような特徴が見られたか?
事務局 コロナ対策には、当日投票と同様の評価を得ている。
有権者が筆記用具を持ち込みするケースが、多く見られるという意見もあった。
委 員 今回のアンケートは投票管理者・投票立会人の投票環境や選挙時啓発などについての意見が寄せられ、今後の選挙に
     向けて、大きな資料となるのではないか。
     特に、コロナ禍の中で有権者への投票環境の安全性を訴えたことは非常に良い啓発活動ではないか。
委 員 アンケートから障害者や高齢者に対して職員が適切に対応できていない意見もあるがどういうことか?
事務局 確かに一部の投票所で職員の対応が不適切であったことは聞いている。
     今後、研修等で改めて、適切な対応ができるよう説明していく
委 員 今回のアンケートでは、投票した方への挨拶の考え方など、投票管理者・立会人としての心構えも多く述べられていて、
     明るい選挙推進委員・協議会委員全体にフィードバックしていった方がいいのではないか。
事務局 今後、各委員へ送付する方向で検討していく。

<アンケートの活用方法について>
委 員 今回のアンケート結果を今後の選挙に生かしていくのか?
事務局 投票所に関することについては、当日投票・期日前投票共に各担当へ伝え、次回以降の対策を検討していく。
委 員 事務局だけでの検討資料ではなく、投票管理者・立会人への検討資料となるので、選管全体の資料として活用してほし
     い。

<新型コロナウイルス感染症対策等について>
委 員 コロナ対策経費はどのぐらい掛かっていたのか?
事務局 消毒対策のため、当日・期日前各投票所1名の増員を行った上に、消毒液など資機材も新たに用意したため、詳細まで
     確定してしないが、一定額の費用が増加した。
委 員 各出張所の期日前投票所は狭いので、地域センターでの利用は出来ないのか?
事務局 LAN等の設備工事が必要なことや地域センター条例の中で、選挙を目的とした優先利用は現状ではできない。

<今後の選挙における新型コロナウイルス感染症対策への対応について>
委 員 設備に関して、今後検討することはないのか。
事務局 記載台を1つ置きで使用したが、仕切り板もあって、投票所での会話は少ないので、見直しを検討していきたい。
委 員 コロナ禍の中で、特別出張所は非常に狭いので、当日投票所として小学校を利用することはできないのか?
事務局 小学校では段差等の各校の特有事情があるので、改めて検討して行きたい。

<選挙時啓発について>
委 員 選挙時啓発の内容はどのようなものか?
事務局 啓発物資として「ウェットティッシュ」及び「子育て世代向け啓発チラシ」を作成した。配布先によって、喜ばれるケースと
     効果が見られないという二極化した意見となっている。
     他には、投票所の感染防止対策等を有権者に直接、伝える活動も見られた。
     今後に向けて、手渡しで行う街頭啓発や有権者との話し合い活動等を行っていくうえでの困難性を訴える意見もあった。

<投票率について>
委 員 10歳代・20歳代での投票率が高く、60歳以上の高齢者の投票率が低いことを事務局ではどう捕えているのか。
事務局 マスコミによる新型コロナウイルス感染症の報道により、10歳代・20歳代は選挙への関心を今回は強く持ったのではな
     いか。一方、高齢者は感染への警戒心が反映したのではないかと考えられる。

<働き方改革について>
委 員 今回は職員の長時間労働についてどのような影響が見られたのか?
事務局 事務補助として3名の派遣職員を2ヵ月間雇用したが、物品作成などの単純作業を任せたので、職員が直接行う作業は
     全体的に減ったといえる。
     電話対応も選挙期間が長いため、1日あたりの件数は少なく、一部の選挙運動用ポスターでの電話が多く見られたが、
     苦情対応での長時間拘束されることは少なかった。
     全体としては、新型コロナウイルス感染症への対応に係る事前・事後の作業等が行われたことから、6月だけで最大155
     時間、1人平均112時間の超過勤務が発生した。

(2) 令和2年度の出前授業について、事務局より説明を受けた。
委 員 これから出前授業が始まるが、各校での事前打合せ等はどのように行っているのか?
事務局 委員からの事前打合せの重要性に関する指摘を受け、昨年度のPTで事前シート等の改善を行った。また、新型コロナ
     ウイルス感染症対策もあり、学校側から選管に求めることや各校でのコロナ対策を含めて、授業内容について要望を伺
     うようにした。
     各校への打合せの際には、次長・主査のいずれかが同席して、学年の雰囲気なども伺いながら、事務的な打合せだけ
     ではならないようにした。
     今年は、感染防止対策として選管委員・推進委員各1名と職員3名で必要最低限の人数で対応することを検討している。
     また、早大模擬選挙班は、現在オンライン授業で行っている関係もあり、現状では参加は見送ることを検討している。
委 員 現在の学校の状況を踏まえると、事前打合せから事務局と連携して必要最低限の人数で行っていくほうがいいと思う。 
     学校によって状況は異なるので、学校側からの意向に沿った形で参加する。
委 員 今年は、学習指導要領の見直しがあり、主権者教育は1学期に終わっている場合もあるので、選管職員の講義内容も工
     夫してほしい。
事務局 事前打合せでは、前年度の実施報告書や各校での選挙公報も持参して、教員のイメージ作りに全面的に協力していく
     方向で考えている。
委 員 今までの委員が全員参加できることは考えられないので、参加した委員が打ち合わせや授業の結果を委員会で情報共
     有するようにしていく。

今後の日程について

 11月までの日程と出前授業の出席者について、確認した。

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