令和元年10月25日第10回定例委員会

最終更新日:2020年5月27日

会議の庶務を行う課名

選挙管理委員会事務局

開催日時

令和元年10月25日(金)午前10時から正午まで

会議の公開の可否及び非公開の場合の理由

議案の概要と審議結果(賛成・・・〇、反対・・・×)

議案 件      名 概   要 野尻 斉藤 染谷 結果
第67号 在外選挙人名簿の抹消について 国内に住民票が新たに作成されて4箇月を経過した者等9名を抹消するもの。 可決
第68号 在外選挙人名簿の登録について 国外に住所を有し3箇月を経過した7名を登録するもの。 可決
第69号 選挙人名簿の抹消について 死亡・区内に住所を有しなくなって4箇月を経過した者1,993名を抹消するもの。 可決

 第67号及び第68号議案について
ア  出国時登録制度が始まっているが、登録者数全体は増加しているのか
  国外転出者への周知は継続して、区長部局で行っている。制度が始まって1年余り経つが、今のところ本制度を利用する方
  はそれほど多くない。
 

協議・報告等

(1) 公職選挙法等改正要望事項として、新宿区より「参議院議員選挙における「指定在外選挙投票区投票所」の指定について」改正要望
  を出す旨の説明を事務局より受けた。
ア 今回要望事項として提出する目的は?
  事務局 現行では、参議院議員選挙の場合でも、運用は衆議院議員選挙の小選挙区に合わせなければならない規定になっている。こ
      のことは、有権者にとって非常にわかりにくく、また選挙実務上もミスが起きやすい作りであるとして、事務局内で検討し
      た結果、改正の必要があると考え要望事項とした。
イ 現在の方法ではトラブルが発生すると考えられるため、混乱なく選挙執行を行うことが必要であると考えられるので、提案するほう
  が良い。
ウ 要望事項の提出に当たっては、事務局から提案を受けて、委員会でも審議を行い、提出することにより、委員会の活性化につながる
  と考えられるので、引き続き実施してほしい。
(2) 令和元年度全国市区選挙管理委員会理事会並びに研修会の開催について、事務局より説明を受けた。 
(3) 新宿区議会における質疑について、事務局より報告を受けた。
  参議院議員選挙の報告を9月の常任委員会において行った。議員からは、投票率、特に若年層での投票率の低下についての質問が
  あった。それに対し、投票率は新宿区でも低下したが、全国平均に比べては高いと答弁した。また、オープンデータについての質疑
  もあり、現在、選管では、従来から行っている選挙人名簿登録者数等に加えて、選挙の記録等についてもオープンデータ化について
  実施していく旨の回答を行った。
  決算特別委員会では、新宿区議会議員選挙の当選協力に係る異議申出に関する質疑があった。これに対しては「重要な案件であるた
  め委員会として慎重に審議を行った」旨を答弁した。また、今後の手続き等についての質問については、東京都選挙管理委員会への
  不服申立等の手続きについて答弁した。
  また、区議選等での若年層向けの啓発に関する質問があった。「若年層向けのリーフレットの郵送」や、明るい選挙推進委員を通じ
  て学校等に「子育て世代向けチラシ」を学校等に配布したり、保育園向けにはチラシのほかぬりえを配布したりする等、保護者を取
  り込む啓発を行った旨を答弁した。その他若年層向けには、SNSによる候補者情報の提供等を行っている旨を答弁した。

その他

今後の日程について確認を行った。
ア  議会での質問がいろいろあったが、選管が行っている出前授業を一度、見てもらってもいいのではないか?学校公開であれば予
   め、日程を伝えてもいいのではないか?
   →情報提供では、学校側から学校公開に関する連絡が議員あてに行われていると思う。
<ふれあいフェスタについて>
イ  地域課題に関する出前授業の結果を発表して、子供たちの考えに区民の方たちも関心を示していて、好評だったと思う。
   アンケートを通じて、来年の都知事選挙の認識が非常に低いように感じられた。今後の啓発活動では、周知に努めていくほうがい
   いのではないかと思う。
   直近の授業を発表することにより、参加者と多くのつながりが持つことが良かった。  
ウ  明るい選挙推進委員や学生会議所とも協力して開催するが出来た。今回は選管委員が模擬投票の説明を行ったが、今後は明るい選
   挙推進委員にもお願いできる体制作りを考えていくことも必要ではないか。  
エ  30~40代の投票率も低い中で、会場で「子どもたちが考えた政策による模擬投票」、など説明すると、親子連れの家族が高い
   関心を示していて、効果的な啓発となった。  
オ  高校に向けての主権者教育について
   今年度は都立戸山高校ではこれまでの模擬投票に伴う投票機材の貸し出しのほかに、新たに1年生が「現代日本の課題」に関する
   発表を行い、選管委員が講話を行った。
   発表だけでなく、生徒の質疑応答もあり、内容も充実した内容であった。
  「シチズンシップ教育」に関してみると、3年生は受験を控えているため、1年生の方が充実した内容になる可能性があるので、今
   後検討していく必要もある。

本ページに関するご意見をお聞かせください

本ページに関するアンケート
本ページの情報は役に立ちましたか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。
本ページは見つけやすかったですか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

区政についてのご意見・ご質問は、ご意見フォームへ。