新宿区選挙管理委員会会議録
第2回臨時委員会

最終更新日:2017年9月5日

会議の庶務を行う課名

選挙管理委員会事務局

開催日時

平成29年3月2日(木)午前9時から10時まで

会議の公開の可否及び非公開の場合の理由

議案の概要と審議結果(賛成・・○、反対・・×)

議案 件名 概要



第12号 選挙人名簿登録者の抹消について 死亡・区内に住所を有しなくなって4箇月を経過した者2,203名を抹消するもの。 可決
第13号 選挙人名簿の登録について 登録月の3月1日現在、選挙人名簿に登録される資格を有する者5,847名を同月2日に登録するもの。 可決
第14号 選挙権を有する者の総数の3分の1の数、6分の1の数及び50分の1の数について 直接請求に要する署名を3分の1の数…89,029名、6分の1の数…44,515名、50分の1の数…5,342名とするもの。 可決
第15号 在外選挙人名簿登録者の抹消について 国内に住民票が新規作成され4箇月を経過した6名を抹消するもの。 可決

協議・報告等

(1) 平成28年度選挙管理委員会活動と今後の活動について
   事務局から説明を受け次のような質疑があった。
 ア 「地区別懇談会では、立会人のいろいろな悩みの意見が出ていた。立会人の役割をど
  う考えていくのか。改めて考える必要がある。全国フォーラムでは、家族連れで投票に
  行くことが、若者の政治意識にプラスに作用するというデータが出ていた。家族連れで
  来ていただきたいという周知をすると同時に投票所では、いろいろなトラブルがある。
  家族連れに対する丁寧な接遇をどうするのか。立会人にマニュアルや考え方の指針など
  を出すべきである。地区別懇談会では、いろいろなご意見をいただいている。今回は、
  選挙直後に地区別懇談会を開催することができなかった。今後は、選挙直後に現場から
  の意見を集約して総括会議に出せるシステムづくりをするという話も事務局から聞い
  ている。」
 イ 「この後の明るい選挙推進協議会正・副会長との話し合いは、どのように進めていく
  のか。」
   会長からは、全国フォーラムで報告のあった品川区の資料を配付してほしいというこ
  とであった。品川区では、出前授業を推進委員が行っているので、明るい選挙推進協議
  会の組織図と出前授業のスケジュールの資料を配付する予定である。
 ウ 「出前授業が、来年度後半の啓発事業のメインになる。学校の方も1年間のカリキュ
  ラムが2月にはできあがる。品川区の例が理想かもしれないが、徐々に移行していかな
  ければならない。早稲田大学の教授とも話をしなければならないし、いろいろな調整が
  必要である。」
 エ 「出前授業は、とても大きな問題なので、出前授業に絞って正・副会長との会議をや
  った方がよい。」
 オ 「早稲田大学模擬選挙班の学生の多くが卒業して、残るのは1名になってしまう。来
  年度、新しい学生が入ってくるかもわからない。去年、早稲田大学の教授に協力的な話
  を伺った。なるべく早く、もう1回話をさせてもらって、学生を勧誘してもらう協力を
  お願いできないか。」
   早稲田大学の教授も大変忙しい方だが、3月14日に2年生以上の学生にガイダンス
  をする。4月に新1年生を対象に教職課程を取るためのガイダンスがあり、その場で教
  授が勧誘してくれる。
 カ 「教育委員会との懇談をお願いしたい。」
   出前授業の関係では、従来から教育委員会事務局と窓口をどうするのか相談していた
  が、教育指導課の指導主事が出前授業の担当をすることになった。実務レベルで課題を
  整理していくという見通しは立った。その上で、教育委員会事務局次長や指導課長とも
  課題を整理していき、教育委員との懇談についてもどうするか検討していく。
 キ 「これまでも、教育委員との懇談という話があるが、トップダウンという訳にはいか
  ないので、教育指導課の担当が出前授業の現場に来て感触を得て、教育委員会の中で議
  論していくとか、実務レベルで地道に積み重ねていってほしい。」
 ク 「教育委員会と選挙管理委員会の相互で共通認識を持つことも重要である。同時並行
  でやってほしい。現場で進めるためにも課題を共有するべきである。」
   現場レベルでは、課題を抽出するだけで解決するのは難しい。課題を整理して、委員
  会で議論してもらうようにしたい。
 ケ 「教育委員会事務局の窓口ができたことは、一歩前進だが、教育委員との話し合いは
  必要である。」
 コ 「教育指導課が窓口になったことは、大きな前進である。評価したい。」
 サ 「委員4名の意見が一致したところで、進めて行かなければならない。出前授業が何
  を目的としているのか。主権者教育ということで、進んでいる学校もあれば、もう一歩
  のところもある。これから始める学校もある。当初、事務局は、政治と選挙に興味を持
  ってもらう子どもを育てると言っていた。教育委員会事務局の窓口もできたことで、一
  歩一歩進んで行けると良い。そういうところから、教育委員会に話が伝わっていけば良
  い。ただ、現場を見てもらうのが、秋以降になってしまうので少し心配である。」
 シ 「選挙管理委員会として出前授業をどう考えるのか。それだけで、会議を行ったほう
  がよい。今年度、小学校11校で出前授業を行ったのだから、検証する必要がある。何
  が良かったのか。何が課題なのか。そういうことを積み上げていくべきである。」
 ス 「落合第二の地区別懇談会では、出前授業は、継続して行っていくべきであるという
  意見が出ていた。11校以上に増やすと事務局に負担がかかるのではないか。」
   12月以降、小学校9校、高校2校の出前授業があった。何とかしたいと思っている。
  そのために、各学校の希望を聞いて、調整できる体制を作ろうということで、教育指導
  課に窓口になってもらうことにした。今までは、各学校から直接依頼があり、担当レベ
  ルで調整していた。それから、学校に頼めることは頼むようにしたいと考えている。
  例えば、印刷などは学校にお願いしたい。スタッフの問題では、早稲田大学以外の教職
  課程のある大学にお願いすることも1つの方法だと思う。明るい選挙推進委員の関わり
  方も考えなければならない。
 セ 「1回徹底的に出前授業対策会議を行って、論点を整理した方がよい。選挙の管理執
  行を抱えて、どこまでできるのかというのは、重い問いである。全国フォーラムでも悩
  みとして現場から出ている。どういう出前授業の提供体制を作るのか。今までは、職員
  と学生がやってきた。職員だけでやるパターン、学生が手伝ってくれるパターン、いく
  つかのパターンを作ってやっていくべきである。現場の先生にやってもらうことも大切
  である。いくつかの学校では、主体的にやってくれると思う。一気に全ての学校で実施
  することは難しいが、二校、三校増やしていくのは可能だと思う。どのように行ってい
  くのか議論する必要がある。早稲田大学の学生の熟練度から言えばリセットされるが、
  教材や実践の蓄積がある。それを共有すれば、多様なアプローチが可能である。」
ソ 「学生の作ったパワーポイントもあり、マニュアルも事務局で作ってくれた。後は、
  テーマや学校の特性に合わせる必要がある。これまで、一つひとつ積み上げてきた。
  誰でもできるようになればよいが、なかなか簡単には頼めない。研修などの期間も必
  要である。」
タ 「教職課程の学生に目を付けるというのは、とても良い。」
チ 「目白大学には、教職課程はないのか。」
   目白大学にもある。
ツ 「目白大学であれば、後輩の高校生を教えることができる。」
   落合地区は、目白大学に頼むということも考えられる。目白大学では、ボランティ
  アを授業に取り入れている。その中に加えてもらえないかと考えている。早稲田大学と
  の関係もあるので、タイミングを見て相談したい。高校の出前授業も増えているので、
  その対応も大変である。
テ 「小学校の主権者教育のカリキュラムの議論をしたことがあるが、高校のカリキュラ
  ムの話をしたことはあまりない。中学校は、生徒会選挙の支援はやっているが、それ以
  外はやっていない。対象は広い。」
   現場の先生にやってもらい、そのサポートを事務局が行うのが良い。
ト 「社会科の先生でないと難しい。社会科の先生の集まりでお願いして、できる範囲で
  やってもらうということも考えられる。できれば、現場の先生にやってもらうのが一番
  良い。年間カリキュラムで主体的にできる。」
ナ 「来週、中央高等学院で出前授業があるが、行うこととなった経緯と内容について教
  えてほしい。」
   先方から依頼があった。町田にあるキャンパスで実施し、新宿でも実施したいという
  ことであった。内容は、クイズ形式を取り入れた講義と模擬投票を行う予定である。

その他

(1) 今後の日程について
  平成29年5月までの予定を確認した。

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