新宿区選挙管理委員会会議録
第2回臨時委員会

最終更新日:2016年8月24日

会議の庶務を行う課名

選挙管理委員会事務局

開催日時

平成28年3月2日(水)午前10時から12時

会議の公開の可否及び非公開の場合の理由

議案の概要と審議結果(賛成・・○、反対・・×)

議案 件名 概要



第11号 選挙人名簿登録者の抹消について 死亡・国籍喪失した者や転出等で区内に住所を有しなくなって4箇月を経過した者2,557名を抹消するもの。
第12号 選挙人名簿登録者の抹消の取消について 住民票の回復による者2名の抹消の取消をするもの
第13号 選挙人名簿の登録について 登録月の3月1日現在、選挙人名簿に登録される資格を有する者7,820名を同月2日に登録するもの。
第14号 選挙権を有する者の総数の3分の1の数、6分の1の数及び50分の1の数について 直接請求に要する署名を3分の1の数…87,235名、6分の1の数…43,618名、50分の1の数…5,235名とするもの。

協議・報告等

(1)平成27年度出前授業の反省会の実施について、事務局から次のように説明を受けた。3月8日㈫10時~、7階研修室で早大生、選管委員及び事務局に明推協正副会長を加え、出前授業の振返りを行いH28年度への参考とするもの。進行については、レジュメに沿って全体的な反省・感想と前半(選挙に関する授業)と立会演説会、後半(模擬投開票)等のうち、主に早大生が関わった部分について振り返るものとする。資料として、[1]レジュメ、[2]運営スタッフ図、[3]各学校の実施報告書、[4]アンケート用紙、[5]児童の感想等、各資料の説明を受けた。
また、出前授業担当職員から、今年度は早大生がインターンシップとして8月(約1か月)に来てくれたことで早期に今年度のプラン等の企画に着手できた。昨年度は各授業(学校)で学生のメンバーが代わることにより授業内容も異なり、ポイントにばらつきが多少あったことから、今年度はどの学生が授業を行っても同じレベルの内容で実施できるようにプログラム化することとした。内容的には45分程度のものができたが、実際の講義は25分程度のため、カットすることが惜しまれる内容は事前予習シートとして作成するようにした。後半の模擬投票についても人気投票にならないように少し工夫をした。立候補演説のあとの休憩時間やグループワーク等で投票する対象を決めていても「情報を提供した上で児童が再考してから投票する」ように誘導する試みを加えた。今年度は、学生自らが授業のリハーサルを事前に選管職員と行ったり、大学院生や教授にもアドバイス等をもらい、監修も入れながら出前授業に臨んだ。
準備段階で苦労した点は、教諭との打合せの中でテーマがギリギリまで決まらない学校があり、すべての面において時間的な余裕や運営スタッフ等との打合せや関係者への情報提供が困難な場合が多かったこと等の説明が事務局からあった。また、テーマが決まらない学校には、催促的な連絡をして学校(教諭)に負担を感じさせたのではないかとのコメントもあった。
委員から、教訓として1月に集中して打合せや調整等が大変になってしまったことは学校の事情だから仕方ないが、議会答弁の中で教育委員会は選管とのコラボをしていく等の趣旨もあるのだから、教育委員会に可能な限り日程を調整してもらうようにしてはどうかとの意見があった。事務局から、実質的には教育委員会というよりも校長会へお願いしていくことで少しでも調整できればとの回答があった。
また、「給食選挙」で人気投票にならないように栄養士等の活用や食育の観点も重要であること、出前授業を行っていないブロック(地域)はあるのか、また実施していない地域はどうするのかとの質問がされ、事務局から「給食選挙」では食育の観点を採り入れた選挙公報の作成や選挙演説を行うように心掛けた。大久保地区と柏木地区で実施していない。授業として実施するには繊細な配慮が必要となることもあり、まだまだ検討していかなければならないと考えているとの回答があった。
委員から、地域によっては難しい学校もあり大変だと思う。出前授業は限られた時間の中で実施するので開始時間の厳守等が必要であり、ハプニングがあると時間も押すことも考えられるため、栄養士等の活用や食育の専門的なことを導入することも大切だが、授業が中途半端になりはしないか懸念される。しっかり授業を実施するには、やはり時間配分が大切だとの意見が出された。
委員から、あくまでも主権者教育が第一で、限られた時間の中で実施されると選挙演説等による人気投票になり内容が薄いものになる。自分たちの生活は自分たちで決めるという主権者意識が損なわれないようにテーマごとに掘り下げた内容でなければならないのではないか、そのため出前授業は一過性のものになってはいけないとの意見も出された。
事務局から、来年度は更に各学校(6年生)の現状を把握しながら、学校ごとに合った出前授業を行えるように事前の準備段階からしっかりと学校との調整を行うにしたい。特にその学校の特性や強みを生かしたものを提案できるように頑張りたいとの考えが示された。また、来年度は参議院議員選挙もあり、選挙がある年度についてはどのように運営スタッフ体制を構築するかが大きな課題となるため、今後の委員会で協議をしていかなければならないと意見が出された。
最後に委員から出前授業終了後、短時間でも反省会等を行うようなルールにしてはどうか、また出前授業に参加した明推委員からの要望もあったとの意見が出された。他の委員からは、反省会は誰もがしたいと思っているが、時間や学校側等の制約があるのでできる限りの範囲としてはどうか。このことも含め、今後の課題等に対して、しっかりと選管委員会で討議し、選管委員会の考え方や方針をオーソライズしていていかなければならないとの意見が出された。
事務局から、出前授業に関して教諭の負担をなるべく軽減するだけでなく、学校全体として施設面やその他の学校主事の方への負担も含めての軽減と考えているので、できる限りの範囲での対応としたいとの回答があった。
(2)新宿区明るい選挙推進協議会について、事務局から明推協議会(3/14)について明推協正副会長との意見交換会をH27出前授業反省会(3/8)の前の行うことの確認が行われた。
(3)明るい選挙ポスターコンクールの応募校への感謝状等の授与について、事務局から3月7日に成城中学校と牛込第二中学校へ選管委員長若しくは他の委員が授与してはどうかとの新たな提案があり、選管委員長のみで感謝状の授与をすることした。
(4)早大生への感謝状の授与について、委員から今年度の出前授業に協力してくれた早大生のうち、卒業する4年生2名に感謝状を授与してはどうかとの新たな提案があり、全会一致で感謝状の授与をすることとした。
(5)出前授業関係の啓発ホームページを充実させているので、今年度の出前授業の報告書を近日中に掲載予定である旨、事務局から報告があった。

その他

(1)今後の日程について、平成28年5月までの予定を確認した。
(2)1月25日開催の定例委員会の会議概要を確認した。

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