新宿区選挙管理委員会会議録
第11回定例委員会

最終更新日:2015年12月3日

会議の庶務を行う課名

選挙管理委員会事務局

開催日時

平成27年11月25日(水)午前10時から午前11時55分

会議の公開の可否及び非公開の場合の理由

議案の概要と審議結果(賛成・・○、反対・・×)

議案 件 名 概 要



第67号 選挙人名簿登録者の抹消について 死亡・国籍喪失した者や転出等で区内に住所を有しなくなって4箇月を経過した者1,986名を抹消するもの。
第68号 選挙人名簿登録者の抹消の取消について 住民票の回復による者2名の抹消の取消をするもの。
第69号 在外選挙人名簿登録者の抹消について 国内に住民票が新規作成され4箇月を経過した24名を抹消するもの。
第70号 在外選挙人名簿の登録について 国外に住所を有し3箇月を経過した19名を登録するもの。
第71号 選挙人名簿(12月定時登録)の縦覧の場所について 新たに選挙人名簿に登録した者を縦覧に供するもの。
第72号 在外選挙人名簿の縦覧の場所について 新たに在外選挙人名簿に登録した者を縦覧に供するもの。

協議・報告等

(1)総務区民委員会(11/9)の報告について、事務局から「区議会議員選挙における不足票対策について」の10月定例会で協議し決定した内容で報告したことと、議員より「投票立会人等から投票箱が見えない投票所があるのではないか」との質問に対し、レイアウト上ではないが、再点検し適正な対処を行う旨の回答したとの説明を受けた。
委員から、その議員の発言内容が実際にあったかどうかは見逃せないことで、委員会として確実に検証し対応すべきことであるとの意見があり、事務局から現場のレイアウトを再点検し適正な対処をしっかり行うとの回答があった。
(2)平成27年度全選連東京支部・特選連共催「委員・局長合同研修会」について、事務局から日程等の説明を受けた。
(3)「はたちのつどい」のお祝いの手紙(見本)について、事務局から説明を受けた。また、平成29年からは、お祝いの手紙について内容等の見直しが必要となることと、「はたちのつどい」のイベント自体の開催(総務課主催)について現時点では未定であるとの説明を受けた。
(4)文部科学省からの「高等学校等における政治的教養の教育と高等学校等の生徒による政治的活動等について」の通知の主な内容について、事務局から次の説明を受けた。
ア、教員は、学校教育に対する国民の信頼を確保するため公正中立な立場が求められており、教員の言動が生徒に与える影響が極めて大きいことなどから法令に基づく制限などがあること
イ、高等学校等における政治的教養の教育を行うに当たっては「特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動」は禁止されていること
ウ、政治的教養の教育は、学習指導要領に基づいて、校長を中心に学校として指導のねらいを明確にし、系統的、計画的な指導計画を立てて実施すること
エ、公民科での指導が中心となるが、総合的な学習の時間や特別活動におけるホームルーム活動、生徒会活動、学校行事なども活用して適切な指導を行うこと
オ、議会制民主主義など民主主義の意義とともに、選挙や投票が政策に及ぼす影響などの政策形成の仕組みや選挙の具体的な投票方法など、政治や選挙についての理解を重視すること
カ、論理的思考力、現実社会の諸課題について多面的・多角的に考察し、公正に判断する力、現実社会の諸課題を見いだし、協働的に追究し解決する力、公共的な事柄に自ら参画しようとする意欲や態度を身に付けさせること
キ、学校が政治的中立性を確保しつつ、現実の具体的な政治的事象も取り扱い、生徒が有権者として自らの判断で権利を行使することができるよう、より一層具体的かつ実践的な指導を行うこと
ク、政治的事象の指導においては、一つの結論を出すよりも結論に至るまでの冷静で理性的な議論の過程が重要であることを理解させること、及び特定の見方や考え方に偏った取扱いにより、生徒が主体的に考え、判断することを妨げることのないよう留意すること
ケ、生徒が有権者としての権利を円滑に行使することができるよう、選挙管理委員会との連携などにより、具体的な投票方法など実際の選挙の際に必要となる知識を得たり、模擬選挙や模擬議会など現実の政治を素材とした実践的な教育活動を通して理解を深めたりすることができるよう指導すること
コ、18歳以上の高等学校等の生徒は、有権者として選挙権を有し、選挙運動を行うことなどが認められるが、高等学校等の生徒による政治的活動等は、無制限に認められるものではなく、必要かつ合理的な範囲内で制限又は禁止することを含め、適切に指導を行うことが求められること
サ、生徒が公職選挙法等の法令に違反することがないよう、高等学校等は、生徒に対し、公職選挙法上特に気を付けるべき事項(インターネットで送られてきた選挙運動用の電子メールを他人に転送するなど)について周知すること
シ、高等学校等の生徒による政治的活動等に関して指導するに当たっては、学校としての方針を保護者やPTA等に十分説明し、共有すること等を通じ、家庭や地域の関係団体等との連携・協力を図ること
その他に、国が作成した資料を参考に中学校向けの啓発資料を今後、作成する予定であることの報告を受けた。
(5)最新出前授業のスケジュール等について、事務局から説明を受け確認をした。委員から、明推委員の方にも参加や見学等のために情報提供するよう要望があった。また、多摩市で行っている出前授業に関し、同じ給食選挙でも「給食の課題」を考える方式(教訓的なもの)も参考となるとの意見も出された。
(6)今までの活動についての整理を行った。「若者のつどい」については、会場が4Fで、最初はブースを訪れる方も少なく不安だったが、最後は子供連れの方で賑わい、子育て世代をターゲットにした「ぬり絵」は成功だった。他のブースに機関車トーマス等があり、子ども連れには相乗効果になったと思うし、今後は他のブースの出し物等との連携は必要ではないかとの意見が出された。
 宿泊研修(熱海市)からの参考意見として、ポスターコンクールの作品について、12月の出前授業で活用して「一票の重み」を伝えるのはどうか、また「バースデーカード」についてはどうかとの意見が出された。宿泊研修先の熱海市の選択や出前授業のスタイルも参考になって良かったが、今年は研修の中での討議ができなかったのが少し残念だったとの意見も出された。
 全選連研修(宮崎市)での交流のために用意した資料は良かったので、明推委員が他の地域と交流するときに同じように資料(明推委員用)を作成しても良いのではとの意見があった。
 今年の地域センターまつりでは、若松地区と柏木地区で模擬投票を実施し、地域の方の参加も多く、良かったと思う。
その他に、事務局から、来年度の常時啓発については、参議院議員選挙の後に本格的に実施予定と考えている。年度当初から参議院議員選挙に向け、名簿システムを導入に伴う作業や国の法改正予定(表示登録関係)がどのように実施されるのか、初めて行う作業が多いことを考慮すると、万全を期するためには選挙事務に専念しなければ対応が困難であるとの説明があった。

その他

(1)今後の日程について確認をした。
(2)7月27日~9月11日開催の定例会・臨時会の会義概要の修正確認及び9月・10月の定例会の概要について確認をした。

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