新宿区選挙管理委員会会議録
第13回臨時委員会

最終更新日:2016年1月26日

会議の庶務を行う課名

選挙管理委員会事務局

開催日時

平成27年12月2日(水)午前10時から午後0時2分

会議の公開の可否及び非公開の場合の理由

議案の概要と審議結果(賛成・・○、反対・・×)

議案 件 名 概 要



第73号 選挙人名簿登録者の抹消について 死亡・国籍喪失した者や転出等で区内に住所を有しなくなって4箇月を経過した者2,258名を抹消するもの。
第74号 選挙人名簿登録者の抹消の取消について 住民票の回復による者1名の抹消の取消をするもの。
第75号 選挙人名簿の登録について 登録月の12月1日現在、選挙人名簿に登録される資格を有する者6,364名を同月2日に登録するもの。
第76号 選挙権を有する者の総数の3分の1の数、6分の1の数及び50分の1の数について 直接請求に要する署名を3分の1の数…86,810名、6分の1の数…43,405名、50分の1の数…5,209名とするもの。
第77号 在外選挙人名簿登録者の抹消について 国内に住民票が新規作成され4箇月を経過したもの及び国籍喪失したもの5名を抹消するもの。

協議・報告等

(1)平成27年第4回定例会の質疑応答について事務局から次の報告を受けた。
ア、新宿区として高校生を対象に副教材を活用していく予定はあるかの質問に対し、現在、戸山高校への投票箱貸与や選挙公報の提供等の支援を行っているところですが、各高校での副教材活用に関し支援の要請があれば、要望に応じ支援を検討していく。
イ、小中学生に向けた主権者教育の際に参考にしていく予定はあるかに対し、高校生を対象とした副教材ですが、この内容を参考に、小学校への出前授業や、中学校の生徒会選挙支援の際に配付する資料の作成等にその趣旨を活かしたいと考えている。
(2)出前授業(東放学園高等専修学校)について、事務局から次の報告を受けた。芸術系の各種学校で概ね高校3年生の年齢層を対象として1時間くらいの授業で講師派遣の依頼であり、授業内容については、文科省の副読本としてだされた教材をベースとし、ディベート的な授業でなく、今回は講義形式でとの要望があった。委員から各種専修学校の横のつながりがあれば、これから主権者教育の機会が広がっていくのではとの意見も出された。成城学校の進捗状況については、高校でなく中学校の教諭が、先ず出前授業を見学をしたい意向があるが、実施に向けて具体的には進んでいない状況であるとの報告を受けた。
(3)18歳選挙権フォーラムについて、事務局から次の報告を受けた。先ず、最近の子どもたちの幸福感についての解説があった。概略は、世代間の違いがあるが、情勢的には不況にもかかわらず、心だけが満足し幸福感があるのはなぜか。それは、子どもたちは友達関係を充実させているためで、学校に行けば友達がいて安心する。つまり、相手から認知されている⇒「幸せである(幸福感)」との価値判断をしており、友達がいっぱいいる人は良い人、いないと悪い人という価値判断がある。その裏付けとして友人関係の構築の例を挙げてみると、中学生・高校生デビューといわれる1年生のときに携帯電話の使用頻度が高く、翌年から低くなるデータがある。
相談する相手についての考察では、団塊の世代は、社会的変化があり頑張ればチャンスもあり、大人と子供の価値観が違っていた。今は情勢の変化が少なく、より安定の時代に入り、現在は高度成長時代と違って大人と子供の価値観の違いが小さく、世代間のギャップが少ない。そのため、相談事は友達、母親となり、最終的には母親に相談するというデータがある。
 講義の中で、選挙啓発と直接関係ある話ではなかったが、最近の子どもたちの考え方、判断の仕方、環境などを理解する上で有効であった。最終的には、選管がそのような実態を踏まえた上で今後の啓発をしていくことが課題であることを強く確認した。

その他

(1)今後の日程について確認した。

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