新宿区選挙管理委員会会議録
第5回臨時委員会

最終更新日:2015年4月20日

会議の庶務を行う課名

選挙管理委員会事務局

開催日時

平成27年4月18日(土)午後2時から午後4時10分まで

会議の公開の可否及び非公開の場合の理由

議案の概要と審議結果(賛成・・○、反対・・×)


件名 概要



31 選挙人名簿登録者の抹消について 死亡・国籍喪失した者や転出等で区内に住所を有しなくなって4箇月を経過した者2,890名を抹消するもの。
32 選挙人名簿の登録について 選挙時登録の4月18日現在、選挙人名簿に登録される資格を有する者2,822名を同日に登録するもの。
33 選挙権を有する者の総数の3分の1の数、6分の1の数及び50分の1の数について 直接請求に要する署名を3分の1の数…86,261名、6分の1の数…43,131名、50分の1の数…5,176名とするもの。
34 選挙運動に関する支出の制限額について 公職選挙法及び同施行令により選挙運動費用は、5,611,900円とするもの。

協議・報告等

(1) 4月19日の立候補届出受付について、事務局から状況報告と説明を受け確認した。
(2) 区内の大学への協力依頼について、事務局から次の報告を受け確認した。
 [1]区内の大学への協力依頼
○既に新宿区と早稲田大学は多分野で協定を結んでいるが、今回は、行政委員会(選管)と特定の学部又は一部とが選挙に関する分野では連携していきたい。提携については、学生の自主的活動として、選管との協働を積み重ねながら、自由な発想を大切にしつつ学生に成長してほしい。最終的に3年間の計として、正式に提携ができると良い。
○早大への協力依頼時に沖教授から、次のコメントがあった。
この取り組みは、大学としても継続的に行っていきたい。これからは、大学も地域に入っていくことが必要だ。
○委員会での議論
今後も継続ということは、とてもありがたい。学生の思いを大事にする。
授業ではなく、授業から発展した自主活動として模擬投票を行なってきた学生の立場から、組織として「大学との連携」に対して意見が出されたのは理解できる。行政の側として、学生と協働する場合、授業の一環であることと自主活動について、区別して対応する必要がある。
○出前授業について、実施校の拡大と明推委員の役割として、立会だけではなく、色々な役割を考えていくことが大切である。新宿区全体に広げる場合には、将来的には困難も予測されるが、他部署の協力も得ながら実施できるようにしていきたい。先ず、当該の学校の意向を尊重しながら、これからも出前授業の実践にあたっていきたい。
また、学校への働きかけは、職員と選管委員がともに学校に働きかけることも必要で、参加できる選管委員が行えば良いのではないか。学校側に要請するだけではなく、学校側の置かれた状況、問題意識を聴いておくことは、出前授業を広げる意味でも重要だと思う。
明推協議会に対しても、地域の明推委員の方々にも学校への働きかけをお願いしているため、選管に同行を求められることもあると思う。
その他に、小学校に働きかける上で、出前授業の意義の骨子をつくる必要がある。漠然と話をするのではなく、骨子をつくり、実際の模擬投票の写真などを使って、視覚的にイメージを喚起することは大いに役に立つと思う。そのために委員会として、出前授業の骨子を作成するための議論を5月の委員会で行うことも確認した。
 [2]地域センターまつり
○祭りを委員会として今まで以上に重視すべきとすることを確認した。
まつりに参加される明推の方々自身の啓発活動については、その方々の意向を最大限に尊重し、同時に選管委員会としては職務として、啓発効果の高い取り組みを意識的に追求する必要がある。場合によっては、まつり当日の選管委員と明推委員との分業もありうると思う。これまでも、そういうケースはあり、選管委員が、ただ風船を配るだけで、啓発効果の高くない取り組みに安住することは、職務の責任上、許されないと思う。
四谷でアンケートを取った時は、選管委員としての仕事の充実感を感じた。アンケートは、住民の区政への要求、声を出してもらうことが大事で、区政への関心を集めつつ、そのアンケートの末尾に、傍聴への呼びかけも行ったらどうか。
また、四谷地域センターまつりの経験から、各センターまつりの多様性を感じる。四谷では、区民に区政への一言を集めたが、そこで道路問題、街の緑がなくたった問題について住民の切実な声を聴き、担当課長に声を伝えた。これからも、まつりには委員として積極的に参加し、住民の声を受けとめていきたい。
四谷地域センターのアンケートのフォーマットを5月以降も活用し、傍聴の呼びかけも加えれば良い。また、小学校高学年以上になると、高いレベルの判断力ができるようになっていることを考慮し、発達段階に見合った小学生向けアンケートにしていく必要がある。
○自治基本条例には「子どもの意見表明権の場の保障」という条項がある。そういう視点から、子どもの新宿の街への要望、新宿区政への要望などを集めても良いのではないか。それも重要な主権者教育になる。基本条例はまだ住民に十分に知られていないため、親向けに「自治基本条例を知っていますか」というアンケートもあって良いのではないか。
○落合第二地域センターまつりは、参加者も少ない。四谷方式でアンケートを取ることが、むしろ、まつりや会場の性格からも適合するとの事務局から説明を受けた。

その他

(1) 今後の日程について確認した。
早大生との模擬投票総括、今後の方針について、5月末から6月初めにかけて日程調整する。事前に学生の作った模擬投票報告書は読み込んでおき、早大生との会合以前に、委員会としての議論も必要。
4月30日午前に臨時会議を行い、27年度の方向性について引き続き議論を行う
(2) 4月9日開催の臨時委員会の会議概要を確認した。

本ページに関するご意見をお聞かせください

本ページに関するアンケート
本ページの情報は役に立ちましたか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。
本ページは見つけやすかったですか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

区政についてのご意見・ご質問は、ご意見フォームへ。