新宿区自治フォーラム2025「未来を創る子ども・子育て支援と地域づくり~子どもたちの未来を拓くために~」

最終更新日:2025年3月28日

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 新宿自治創造研究所は、令和7年3月15日(土)午後、新宿区自治フォーラム2025「未来を創る子ども・子育て支援と地域づくり~子どもたちの未来を拓くために~」をWebオンライン配信(Zoomウェビナー)で開催しました。
(事前申込者 57名、当日平均参加者数 約40名)
基調講演の様子
 まず、基調講演は、東京都市大学環境学部環境創生学科准教授の後藤智香子先生から、「子どもを中心としたまちづくりを考える」をテーマに、講演していただきました。
 後藤先生は、次の3つの項目に分け、事例を踏まえながらご紹介くださいました。
(1)「子ども子育てを取りまく地域のコミュニティの変化」
  ~進む少子化、子ども会の衰退 など
(2)「地域のつながりを育む場」(保育施設)
  ~保育園を地域に開く試み など
(3)「地域のつながりを育む場」(まちの居場所)
  ~「まちの居場所」の背景、こまちカフェ、ぷらっとkiricafe など

 「こどもまんなかまちづくり」は自然発生的にはできないことから、意識的に子どもの視点・子育ての視点で地域の環境を見直し、地域のつながりを育む必要性や「まちの居場所」の可能性について、参考となる内容でした。
 次に、「未来を創る子ども・子育て支援と地域づくり~子どもたちの未来を拓くために~」をテーマに、パネル・ディスカッションを行いました。パネリストには、基調講演者の後藤先生をはじめ、特定非営利活動法人みんなのおうち代表理事の小林普子氏と特定非営利活動法人キッズデザイン協議会フェローの濱田真輔氏をお招きし、新宿自治創造研究所の政策形成アドバイザーの牧瀬稔氏がコーディネーターを務めました。
 パネル・ディスカッションでは、パネリストそれぞれが自身の日々の活動内容の紹介を行った後、各パネリストが取り組んでいる具体的な事例内容や、子ども・子育て支援と地域づくりに取り組む意義などを踏まえ、子どもを中心とした地域づくりについて議論しました。
 パネリストの方々は、それぞれの活動での実体験を基に、熱い想いを語り合い、またオンラインでの質問に対しても、パネリスト同士で話し合い、活発な意見交換がされました。
パネルディスカッションの様子パネル・ディスカッションの様子
 最後に、新宿区からの案内として、新宿区自治基本条例の推進に関することと、新宿自治創造研究所から、研究所の令和6年度の研究活動報告として「新宿区の将来の姿に関する研究について」をテーマに、人口編・DX編・ウェルビーイング(Well-Being)指標編についての報告をしました。

 なお、当日の質疑応答の時間で、お答えできなかった内容に対する回答を以下のとおり掲載します。

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