区民の声を取り入れ、現場・現実に即した施策実施に努めるとともに、業務効率化により誰もが働きやすい職場づくりを
最終更新日:2024年12月13日
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皆さんおはようございます。区長の吉住健一です。間もなく、年越しとなりますが、今年の区政について少し振り返ってみたいと思います。
今年は、元日の能登半島地震をはじめ、大きな地震が続いたほか、台風や大雨による豪雨災害が各地で発生するなど、災害が多い年となりました。区内でも、豪雨により土砂災害警戒区域に避難指示を出す事態となり、災害が現実に迫って来る場面を経験しました。職員の皆さんには、被災地への派遣や災害に備えた出動体制の整備、避難所の開設など、区民や被災地の皆さんの暮らしを守るため、一丸となってご対応いただきました。改めて、心から感謝を申し上げます。
区としても、区内全世帯への在宅避難啓発セットの配布や、14年ぶりとなる総合防災訓練の実施など、災害に強いまちの実現に向け、取組を強化しています。しかし、実際に災害が発生した時には、私たち、区役所の人間がいかに適切かつ迅速に動けるかが重要となります。
このため、日ごろの訓練などにより、災害時の自身の役割を確認してもらうとともに、今年の災害対応の中で分かった課題や問題点を改めて見直し、改善につなげていただきたいと思います。災害対応は、経験によって発見できるものもあります。これまで積み重ねてきた災害対応の経験を活かし、災害発生時に適切に対処できるよう準備をよろしくお願いします。
今年は、子どもや子育て家庭を支援するため、学校給食費の無償化や学童クラブへのお弁当配送サービスの開始、子どもが在籍する団体のスポーツ施設の利用料金を半額にするなど、新たな取組を開始しました。さらに、現在、令和7年度から令和11年度を計画期間とする「新宿区子ども・子育て支援事業計画(第三期)」の策定に向けた準備を進めています。
引き続き、未来を担う子どもたちが健やかに自分らしく成長できるよう、また、誰もが子育てを楽しみながら生き生きと暮らすことができるように、子どもや子育て家庭への支援に力を入れて取り組んでいきたいと考えています。職員の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
話は変わりますが、今月9日に閉会した第4回区議会定例会で、「新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例」を制定しました。この条例は、町会・自治会を中心とした地域コミュニティの活性化を図り、暮らしやすいまちを実現することを目的としているものです。
制定にあたっては、町会・自治会、事業者、大学、公募区民の方など、条例に関わる様々な方と検討を重ね、パブリック・コメントなどで、広く、丁寧にご意見をいただきました。条例名も、町会・自治会、条例検討委員会の委員の皆さまから名称案を募って決定するなど、多くの方にご協力いただきながら、区民と共に作り上げた条例となっています。
次に、仕事への向き合い方についてお話しさせていただきます。職員の皆さんは日ごろから業務の中で、区民の皆さんと接し、生の声を聴いていると思います。ぜひそうした区民の声・ニーズを自身の仕事に取り入れていただき、現場・現実に即した施策の実施に努めていただきたいと思います。自分自身がサービスを利用する区民になったらどう感じるかをイメージして取り組んでください。
また、仕事を進めるにあたり、業務の効率化を意識してもらいたいと思っています。
以前から、業務の改善や効率化についてはお伝えさせていただいていますが、今年は全庁をあげて文書や冊子などを電子化する「ペーパーレス化」に取り組んでいます。「ペーパーレス化」により、「会議資料を印刷する手間が減った」、「資料の共有や修正がその場で完結するので仕事の削減につながっている」との声も聞いています。
こうした区全体で取り組むもののほか、業務の効率化に向けた取組は、皆さん一人ひとりの業務の中にも取り組めるものがあると思います。
ここで一つ事例を紹介させていただきます。今年度から新たな電子申請サービスである「Logoフォーム」を導入していますが、ある部署では、これまで電話や窓口のみだった相談の予約に「Logoフォーム」による電子申請を導入し、電話や窓口での対応時間を削減しようと、職員自らが発案し、現在、準備を進めています。電子申請の導入により、区民の利便性が向上するだけではなく、職員の業務の削減にもつながるという好事例だと思います。
日々、忙しい業務に追われる中で、従来のやり方を変えることには勇気がいります。しかし、少し視点や考え方を変えるだけで「解決できる」、「楽になる」ものもあるのではないでしょうか。業務の改善や効率化といった固い言葉を使っていますが、やりたい仕事に向き合うために、業務効率を上げて、余裕を生み出そうという視点で仕事を見直してみてください。仕事の負担が軽くなれば、新しいアイディアを考える時間も生まれます。
私も、昨年開始した職員提案制度のほか、業務改善に向けた取組を支援するため、ICT環境の整備など、庁内の体制を整えていきます。職員一丸となって業務改善・効率化に取り組み、誰もが働きやすい職場を作っていきましょう。
今年も残り二週間となりました。
職員の皆さんの、この一年のご努力に感謝を申し上げます。
多忙な時期ですが、体調管理に気をつけて、年末年始の期間にしっかりと休養をとって英気を養ってください。
本日の放送はこれで終わります。
今年は、元日の能登半島地震をはじめ、大きな地震が続いたほか、台風や大雨による豪雨災害が各地で発生するなど、災害が多い年となりました。区内でも、豪雨により土砂災害警戒区域に避難指示を出す事態となり、災害が現実に迫って来る場面を経験しました。職員の皆さんには、被災地への派遣や災害に備えた出動体制の整備、避難所の開設など、区民や被災地の皆さんの暮らしを守るため、一丸となってご対応いただきました。改めて、心から感謝を申し上げます。
区としても、区内全世帯への在宅避難啓発セットの配布や、14年ぶりとなる総合防災訓練の実施など、災害に強いまちの実現に向け、取組を強化しています。しかし、実際に災害が発生した時には、私たち、区役所の人間がいかに適切かつ迅速に動けるかが重要となります。
このため、日ごろの訓練などにより、災害時の自身の役割を確認してもらうとともに、今年の災害対応の中で分かった課題や問題点を改めて見直し、改善につなげていただきたいと思います。災害対応は、経験によって発見できるものもあります。これまで積み重ねてきた災害対応の経験を活かし、災害発生時に適切に対処できるよう準備をよろしくお願いします。
今年は、子どもや子育て家庭を支援するため、学校給食費の無償化や学童クラブへのお弁当配送サービスの開始、子どもが在籍する団体のスポーツ施設の利用料金を半額にするなど、新たな取組を開始しました。さらに、現在、令和7年度から令和11年度を計画期間とする「新宿区子ども・子育て支援事業計画(第三期)」の策定に向けた準備を進めています。
引き続き、未来を担う子どもたちが健やかに自分らしく成長できるよう、また、誰もが子育てを楽しみながら生き生きと暮らすことができるように、子どもや子育て家庭への支援に力を入れて取り組んでいきたいと考えています。職員の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
話は変わりますが、今月9日に閉会した第4回区議会定例会で、「新宿区未来につなぐ町会・自治会ささえあい条例」を制定しました。この条例は、町会・自治会を中心とした地域コミュニティの活性化を図り、暮らしやすいまちを実現することを目的としているものです。
制定にあたっては、町会・自治会、事業者、大学、公募区民の方など、条例に関わる様々な方と検討を重ね、パブリック・コメントなどで、広く、丁寧にご意見をいただきました。条例名も、町会・自治会、条例検討委員会の委員の皆さまから名称案を募って決定するなど、多くの方にご協力いただきながら、区民と共に作り上げた条例となっています。
次に、仕事への向き合い方についてお話しさせていただきます。職員の皆さんは日ごろから業務の中で、区民の皆さんと接し、生の声を聴いていると思います。ぜひそうした区民の声・ニーズを自身の仕事に取り入れていただき、現場・現実に即した施策の実施に努めていただきたいと思います。自分自身がサービスを利用する区民になったらどう感じるかをイメージして取り組んでください。
また、仕事を進めるにあたり、業務の効率化を意識してもらいたいと思っています。
以前から、業務の改善や効率化についてはお伝えさせていただいていますが、今年は全庁をあげて文書や冊子などを電子化する「ペーパーレス化」に取り組んでいます。「ペーパーレス化」により、「会議資料を印刷する手間が減った」、「資料の共有や修正がその場で完結するので仕事の削減につながっている」との声も聞いています。
こうした区全体で取り組むもののほか、業務の効率化に向けた取組は、皆さん一人ひとりの業務の中にも取り組めるものがあると思います。
ここで一つ事例を紹介させていただきます。今年度から新たな電子申請サービスである「Logoフォーム」を導入していますが、ある部署では、これまで電話や窓口のみだった相談の予約に「Logoフォーム」による電子申請を導入し、電話や窓口での対応時間を削減しようと、職員自らが発案し、現在、準備を進めています。電子申請の導入により、区民の利便性が向上するだけではなく、職員の業務の削減にもつながるという好事例だと思います。
日々、忙しい業務に追われる中で、従来のやり方を変えることには勇気がいります。しかし、少し視点や考え方を変えるだけで「解決できる」、「楽になる」ものもあるのではないでしょうか。業務の改善や効率化といった固い言葉を使っていますが、やりたい仕事に向き合うために、業務効率を上げて、余裕を生み出そうという視点で仕事を見直してみてください。仕事の負担が軽くなれば、新しいアイディアを考える時間も生まれます。
私も、昨年開始した職員提案制度のほか、業務改善に向けた取組を支援するため、ICT環境の整備など、庁内の体制を整えていきます。職員一丸となって業務改善・効率化に取り組み、誰もが働きやすい職場を作っていきましょう。
今年も残り二週間となりました。
職員の皆さんの、この一年のご努力に感謝を申し上げます。
多忙な時期ですが、体調管理に気をつけて、年末年始の期間にしっかりと休養をとって英気を養ってください。
本日の放送はこれで終わります。
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新宿区 総務部-秘書課