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年度始めのあいさつ

最終更新日:2022年4月4日

皆さん、おはようございます。
区長の吉住健一です。

令和4年度はコロナ禍の中で迎える3回目の年度となりました。
引き続き全庁一丸となって取りくむ職員の皆さんに、年度のはじめの
メッセージを送らせていただきます。

まん延防止等重点措置が解除された3月21日以降、依然として一日の都内感染者数は高い値で推移しています。また、新たな変異株による感染再拡大も懸念されていますので、マスクの着用、換気の励行や3密回避など、日常となった基本的な感染防止対策の徹底を、あらためて
お願いします。
3月30日の広報新宿臨時号では、変異株の特性や3回目のワクチン接種の効果について特集しました。3回目の接種をした方で入院する方は少なく、重症化した方はほとんどいないという、国立国際医療研究センター病院の大曲先生や、JCHO東京新宿メディカルセンターの溝尾先生のお話を掲載し、3回目の接種を促しています。

区職員の皆さんも、第一分庁舎で予約なし接種が可能となっていますので、是非利用してください。

現在、長引くコロナ禍に加え、ウクライナ情勢などに伴うエネルギー価格や原材料価格の上昇により、区民の暮らしへの更なる影響が懸念されています。国は物価高騰を受け、総合緊急対策の策定を進めています。
各部におきましては、こうした国の動向を含めて、物価高騰による
事業への影響などの把握に努めるよう、よろしくお願いします。

さて、新宿区では、4月1日に、136人の新しい職員を迎えました。
入区した職員が、皆さんとともに区政を担い、次代を支える人材に成長できるよう、職場づくりに取り組んでください。

人と人とが距離を置くことが日常となりましたが、このような時だからこそ、コミュニケーションが大切です。入区して間もない職員は、人間関係や業務に対し不安を抱えています。
円滑なコミュニケーションは、職場における職員間の相互理解を深め、組織力強化に繋がります。年度はじめの忙しい中にあっても、相談しやすい職場づくりに取り組んでください。
コロナ禍では、各職場で、今までの経験則が通用しない場面に遭遇することが多くなっていますが、組織として直面する課題に対し、職員が、お互いに共通認識に立つことで、課題の解消に向けた施策が実施できると思います。また、従来の手法が適用できないことを契機に業務の改善につながる場合もあります。ピンチをチャンスに変えていく気構えで取り組んでみてください。

そして、区民や地域が抱える課題や、区を取り巻く環境の変化に、
的確に対応するためには、積極的に区民の声を聴き、区民の気持ちに寄り添うことが重要です。引き続き感染予防対策に取り組む中にあっても、積極的に区民ニーズの把握に努めてください。

今年度も現場現実を重視し、誰もが安心して住み続けられる新宿のまちの実現に向けて、全力で取り組んでいきましょう。

本日の放送はこれで終わります。

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