漱石山房記念館開館5周年記念特別展　夏目漱石と芥川龍之介

　本日は、漱石山房記念館の開館5周年記念特別展「夏目漱石と芥川龍之介」を見学してきました。

　芥川は、第四次「新思潮」に発表した小説「鼻」を漱石から高く評価されたことで作家として生きる決意を固めたといわれています。
　漱石と芥川との交流は1年ほどでしたが、芥川は漱石から多くの刺激や示唆を受けたようです。
　今回の特別展は、漱石と芥川が交わした書簡を中心に構成されています。当時漱石は手紙を焼いて処分していたようで、文通でのやり取りは貴重な資料となっています。

　漱石と芥川の展示ということで漱石山房には多くの来館者がお越しになっていました。

　開館から5年という節目を迎えた漱石山房ですが、これからも新宿の誇る偉人の一人である夏目漱石をさまざまな角度からご紹介し、区民や区外からお越しの皆さまに楽しみ、そして漱石を深く知っていただけるようこれからも取り組んでいきます。