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中学校被爆体験講話

最終更新日:2021年7月16日

日時と内容
日付 時間 内容
令和3年7月16日(金曜日) 10時50分~ 中学校被爆体験講話(新宿区役所本庁舎他オンライン形式)
 本日は、公益財団法人長崎平和推進協会に所属される田川博康様を講師にお招きし、「中学校被爆体験講話」を開催いたしました。
 この事業は、昨年迎えた、戦後75年、また、新宿区の平和都市宣言から35年という節目を契機に、平和の尊さを中学生の皆さんと共有したいと考え、大会場での実施に向けた準備を進めていましたが、残念ながら新型コロナウイルス感染症の拡大により、開催方法を変更せざるを得ませんでした。
 戦後76年を迎え、被爆者の方から実体験をお聴きすることが難しくなってきている中、できるだけ多くの新宿の若者に田川様のお話を聴いてもらいたいとの思いから、オンラインでの講話をお願いし、実現に至りました。
中学校被爆体験講話画像1-1【被爆者体験講話の様子】
 田川様からは、ご自身が12歳の時に被爆し、お父様を探しに行かれた際のお話をしていただきました。
 お父様を探しに行かれた道中の壮絶な状況は、原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さを痛感する内容でした。
 お話を聴いた後には、生徒と田川様との質疑応答を行いました。生徒からは被爆後のつらい体験や被爆後に復興していく長崎のまちへの思いなどが質問されました。
 生徒たちにとって、この講話は一人一人感じ方が違うかもしれませんが、自分と同じくらいの年齢のころに田川様が経験し、考えたことを共有することで、これからも平和な世の中であり続けるために必要なことは何かを考え、実践していける大人に成長してもらいたいと思っています。
 
中学校被爆体験講話画像2-1【被爆者体験講話を聞く生徒の様子】
 田川様、貴重な経験をお話いただきありがとうございました。
 今回お話いただいた内容は、区が作成した戦争体験継承DVD「未来に語り継ぐ平和へのメッセージ」にも収録しています。DVDは区立図書館(中央・四谷・下落合)で貸し出しをしているほか、新宿区のホームページでも公開していますので、ご覧ください。
 
 

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