第37回新宿区くらしを守る消費生活展
最終更新日:2016年1月22日
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1月22日(金) 午前11時~ 第37回新宿区くらしを守る消費生活展(新宿駅西口広場)
「第37回 新宿区くらしを守る消費生活展」を新宿駅西口広場で開催しました。


昭和50年に第1回を開催して以来、今日では商品やサービスの多様化が進み、選択の幅が広がることにより、消費生活の豊かさを実感できるようになりました。一方、悪質な業者の商業活動により不利益を被る危険性も増加し、新宿消費生活センターに寄せられる相談件数も平成26年度は前の年より211件多い3,645件でした。


通信サービス関連のトラブルや高齢者を狙った金融商品に関連したトラブルなど、相談の内容が複雑化かつ深刻化しています。区は、特に悪質商法の被害を受けやすい高齢の方や障害のある方の見守りを強化するため、「悪質商法被害防止ネットワーク」を構築し、介護保険事業者、民生委員、高齢者総合相談センターなど、高齢者の生活に密着したサービスを行う事業者や相談機関等の協力を得て、79事業者にご参加いただいています。


今回の消費生活展のテーマは、「未来につなげる消費者市民社会へ」です。大量生産、大量消費の時代を経て、一人ひとりが日々の暮らしの中で、人・社会・地球の今と未来のために、社会問題や地球環境問題の解決に積極的にかかわっていく姿を「消費者市民」と呼んでいます。


「消費者市民」が消費行動を通じて、公正で持続可能な社会を形成していくことが必要です。この日は、さまざまなテーマでたくさんの消費者団体や企業が展示を行いました。楽しく学んでいただけたことと思います。


参加していただいた多くの団体、企業の皆さまに厚くお礼申し上げます。区は、区民の皆さんが安全に安心して暮らせる地域社会づくりを目指し、地域や関係者の皆さんと連携して悪質商法を排除し、「消費者市民社会」の実現に向けて、今後とも積極的に取り組んでまいります。
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