新宿区自転車シェアリングオープニングセレモニー　／ ごみ減量フェア・絵画展優秀作品表彰式

区民の皆さんや新宿区を訪れる方のために新しい移動手段を確保し、さらに観光の活性化やまちの回遊性の向上を目的として、区は10月1日から自転車シェアリング事業を開始しました。

自転車シェアリングは、地域内に設置された複数のサイクルポート（自転車の貸し出し・返却拠点）で、どこでも自転車を借りたり返したりできるシステムです。すでに実施している千代田区、中央区、港区、江東区の4区とも区境を越えて広域で相互乗り入れを行うため、区内で借りた自転車を、4区内のどのサイクルポートにも返却できます。また、他の4区内のサイクルポートで借りた自転車で新宿区へ乗り入れて、区内のポートに返却することもできます。

私も実際に試乗してみましたが、自転車は全台電動アシスト付ですので、坂道でも行き来することができ、皆さまにも気軽に利用していただけると思います。

この自転車シェアリングは、新たな交通手段としての役割以外にも、放置自転車対策や二酸化炭素削減にも効果があると考えています。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催を見据え、新宿の魅力を発信していくためにも、順次、区内のサイクルポートと自転車数を増やしていく予定です。皆さま、ぜひご利用ください。

平成28年度「ごみ減量絵画展」優秀作品表彰式に出席しました。会場の新宿清掃事務所では、午前10時から「ごみ減量新宿フェア」が行われ、絵画展、リサイクルバザー、パネル展示、体験コーナーなどに多くの皆さまがご来場くださいました。

絵画展には今年もたくさんの力作が出品され、応募作品数は、区内小・中学校あわせて245作品でした。作品を通じて、子供たちが日頃からごみの減量やリサイクル、ポイ捨てのないきれいなまちづくりに大変関心を持っていることがとてもよく分かる作品でした。

新宿には多くの観光客が国内外から訪れます。東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、ますます多くの方が新宿を訪れるでしょう。ごみの分別やリサイクルなど一人ひとりの力は小さくても、どうすれば私たちが暮らす新宿のまちがよくなるのか一生懸命考えて、皆さんとともに環境にやさしいまちにしていきたいと思います。

四谷清掃協力会の宮内会長、牛込清掃協力会の松永会長、新宿西清掃協力会の秋田会長をはじめ、各清掃協力会の皆さまには、日頃から区の清掃事業に多大なご協力をいただいており、厚くお礼申し上げます。