誰もが自分らしく生活できるまちづくりを進めています。

　11月から「東京都パートナーシップ宣誓制度」が開始されます。この制度は、パートナーシップ関係にあることを宣誓し、届け出いただくことで、証明書が発行され、証明書はサービス利用時等に活用できるものです。区では、多様な生き方を認め合う社会づくりを進めるとともに、性的マイノリティ当事者の方々が大切な人と安心して暮らせるよう、11月から区立住宅にパートナーシップ関係の方も入居できるよう予定しています。さらに、区内不動産店や病院に対して、民間賃貸住宅への入居や家族としての面会・手術の同意等にご配慮いただくようお願いしました。性的マイノリティ当事者の方々は、自分らしく生きられず、悩みながら暮らしているケースがあります。これらの取り組みを通じて、多様な性への理解が進み、状況が良くなることを期待しています。区では、これら性的マイノリティの方々への取り組みのほか、障害者がいきいきと暮らし続けられる環境の整備や多文化共生のまちづくりなど、誰もが自分らしく生活できるまちづくりを進めています。皆さまのご理解、ご協力をお願いします。

　新宿区出身のフィギュアスケートの樋口新葉選手のご活躍を称え、スポーツの日の10月10日に新宿区スポーツ栄誉賞を授与しました。樋口選手は、北京オリンピック団体戦でメダル獲得、女子シングル入賞など見事な成績を収めており、人々に夢や希望を与えています。今後の更なるご活躍を区民の皆さまと応援していきます。

　町会や商店街等の皆さまのご尽力により、地域の行事が増えています。現在、大新宿区まつりを3年ぶりに開催しており、地域の秋まつりを巡るデジタルラリーや新宿駅周辺で開催する新宿まちフェスも実施しています。楽しく・魅力的な秋まつりが各地域で開催されているので、ぜひ足を運んでみてください。区では、こうした新宿ならではの魅力あるイベントを通じて、まちの賑わいを取り戻していきます。

　物価高騰の長期化により家計が圧迫されている状況を踏まえ、一定の所得以下の区民の皆さまの生活を支援するため、区独自で対象者1人に付き現金2万円を給付します。対象世帯へ10月下旬から支給案内等を送付いたしますので、忘れずに申請していただきますようお願いします。

令和4年10月15日