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東京2020大会の成功の感動や記憶を次の世代に

最終更新日:2019年3月15日

今月3日、東京2020大会500日前記念イベントを西新宿小学校で開催しました。あいにくの雨模様でしたが、スポーツ教室やパラスポーツ体験のほか、トークショーなどを通じて、区民とアスリートが交流することができました。私は、56年ぶりにやって来る世界最大のスポーツと平和の祭典に地域の方や子供たちが、何らかの形で大会に関われる機会を作りたいと考えています。そこで、多くの方が気軽に東京2020大会に参加できるよう、中学生を含む幅広い世代を対象に独自のボランティア登録制度「新宿2020サポーター」を立ち上げます。サポーターの方には、9月のラグビーワールドカップのパブリックビューイングや、11月の250日前記念イベントなどの運営をサポートしていただく予定です。登録の募集は新年度になりますが、多くの方に登録していただければと思っています。区は、大会成功の感動や記憶を次世代に継承するとともに、地域におけるボランティアマインドの醸成を目指してまいります。
写真:500日前記念イベント500日前記念イベント
写真:東京五輪音頭東京五輪音頭でフィナーレ
漱石山房記念館の特別展「漱石と鈴木三重吉」を3月19日から5月6日まで開催します。鈴木三重吉は、児童雑誌『赤い鳥』の主宰者として知られる小説家・児童文学作家です。東京帝国大学時代に漱石の講義に感銘を受け、門下生として「漱石山房」に通うようになりました。また、歌舞伎町の区役所通り沿いには、三重吉が亡くなるまで暮らした住居兼『赤い鳥』の出版社である「赤い鳥社」がありました。特別展では、『赤い鳥』に掲載された漱石門下生たちの作品や、漱石も絶賛した三重吉の短編「千鳥」について高浜虚子の感想を漱石が伝える書簡など、貴重な資料を展示します。生前の漱石を囲んだ木曜会のメンバーには、多彩な人物がいました。漱石を慕っていた人々は、没後にも、月命日の9日に集まる九日会へとつながっていきます。今後も、漱石の人物像を理解する上で重要な人物の展示も含めて、魅力ある展示を心掛けてまいります。ぜひご来館ください。
写真:漱石と鈴木三重吉「漱石と鈴木三重吉」チラシ
来月から「広報しんじゅく」をリニューアルします。区民の方や専門家のご意見を踏まえ、目に留まりやすいタイトルデザインや、掲載情報を探しやすいインデックスなどの改善を行いました。新しい広報紙の紙面にご期待ください!
平成31年3月15日

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