令和元年度新宿区立学校表彰

最終更新日:2020年3月16日

 教育委員会では、学校表彰制度を設けて、教育委員会が掲げる教育目標の実現や、学校や幼稚園が継続的に取り組んでいる教育活動の成果を表彰しています。令和元年度は、市谷小学校及び戸塚第一小学校の2校を表彰校として決定しました。

新宿区立市谷小学校

表彰された活動

「金沢小・市谷小交流」

主な活動内容

 岩手県一関市立金沢(かざわ)小と、夏と春に交流行事を行うもので、双方の学校及びPTAにより実施され、地域の方々の協力のもと、32年にわたって継続している。
 毎年7月に市谷小の児童が一関市を訪れ、金沢小の児童宅にホームステイしながら、自然体験や交流活動を行い、3月に金沢小の児童が新宿区を2泊3日で訪れ市谷小の児童宅にホームステイし、文化体験や交流活動を行っている。

教育委員会が評価した点


  • 継続が難しい交流事業を、PTAや地域団体の協力のもと、30年以上にわたって継続している。子どもたちのみならず、引率の大人や地域の方たちの交流の機会として定着しており、地域の活性化に繋がっている。

  • 金沢小の児童や保護者に対して「地域調べ」の成果を紹介したり、全校でお迎えの体制づくりを行っているなど、教育活動の充実に寄与している。


新宿区立戸塚第一小学校

表彰された活動

「第5学年 職場訪問 第6学年 職場体験」

主な活動内容

  高学年(全児童が対象)が地元(西早稲田地域の商店街等)の事業所において職場訪問及び職場体験を行うもので、開始から11年連続で実施している。
 5年生は職場訪問を行い、その様子の写真とインタビューをパワーポイントを利用してまとめ、自らの体験について地域の方、保護者、4年生に向けて発表している。
 6年生は、事前に地元で働く方の講話を聴き、「働くこと」「仕事」について調べたうえで自分なりの考えをまとめる事前学習を行う。礼儀作法などの事前準備ののちに半日程度の職場体験を行い、体験したことをポスター等にまとめて発表し、お世話になった事業所へお礼の手紙を送っている。

教育委員会が評価した点


  • 地域で職場体験をすることで、子どもたちが地域で働き、地域貢献することへのイメージを持つことができる。新学習指導要領におけるキャリア・パスポートに繋がる取組といえ、10年以上継続して行われている点も評価できる。

  • 職場体験のまとめを事業所の方を招いての報告会として行うなどの工夫が見られ、事業所にとっても受け入れ甲斐のある活動となっている。受け入れ事業所が増加しており業種も様々である。


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新宿区 教育委員会事務局-教育調整課
管理係 電話03-5273-3070

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