エムポックスについて

最終更新日:2023年7月7日

エムポックスとは

※令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。

ウイルスによる感染症です。主に中央アフリカから西アフリカにかけて発生しており、自然宿主はアフリカに生息するげっ歯類が疑われていますが、現在は不明です。また、2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されています。
 

感染経路

動物からヒトへの感染

・アフリカに生息するリスなどのげっ歯類、サルやウサギなどのウイルスを保有する動物の皮膚病変(発疹部位)・体液・血液との接触によりヒトへ感染します。
・感染した動物の肉などの摂食も危険因子となる可能性があります。

ヒトからヒトへの感染

・主に感染した人の皮膚病変(発疹部位)・体液・血液との接触(性的接触を含む)により感染します。
・患者と長時間、近距離で対面することでの飛沫感染、患者が使用した寝具等との接触でも感染します。

症状

・潜伏期間:通常7~14日(短いと5日、長いと21日の場合もある)
・一般的には発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が5日程度持続し、その後発疹が出現します。発疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に水ぶくれとなり、膿がたまり、かさぶたになります。多くは2~4週間で自然治癒しますが、小児や免疫不全患者では重症化することがあります。

エムポックスを疑う症状があったら

エムポックスを疑う症状がみられた場合は、お近くの医療機関にご相談ください。また、医療機関を受診される際には、マスクを着用し、発疹部位をガーゼなどで覆う等の感染対策をした上で受診してください。

本ページに関するお問合わせ

新宿区 健康部-保健予防課
予防係
電話:03-5273-3859  FAX:03-5273-3820

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