日本脳炎ワクチンの限定出荷の解除について

最終更新日:2023年2月9日

 現在、日本脳炎の定期接種には、阪大微生物病研究会(ビケン)のジェービックV及びKMバイオロジクス株式会社(KMB)のエンセバック皮下注用の2つの製品が使用されています。

 令和3年1月、ビケンから、ジェービックVについて、製造上の問題が生じたことから、その原因究明のため、製造を一時停止した旨の報告がありました。
 これを受け、厚生労働省は、日本脳炎ワクチンの供給が安定するまでの間、日本脳炎第1期の1回目及び2回目の接種を優先する対応を行っていましたが、令和3年12月頃から供給が再開されたことを受け、令和4年度からは全接種対象者の接種(1回目、2回目、追加、第2期)を可能としました。

 ビケン及びKMBは、ワクチンの安定的な供給を維持し、一時的な接種需要の増加に備えるため、令和4年度中も当面の間、需要予測を基に出荷量の調整(限定出荷)を継続していましたが、安定供給の目途が立ったことから、KMBは令和4年9月から、ビケンは令和5年1月5日から、限定出荷を解除しています。

 なお、現在、流通している製品並びに今後出荷される製品は、すべて所定の規格を満たし、品質に関する懸念はありません。

日本脳炎定期予防接種の対象者一覧表

生年月日 接種回数 定期接種として受けられる期間
平成21年(2009年)10月2日以降生まれのお子様 第1期
(1・2・3回目)
生後6か月から7歳6か月未満までの間
第2期(4回目) 9歳から13歳未満までの間
(特例対象者[1])
平成19年(2007年)4月2日~平成21年(2009年)10月1日の間に生まれたお子様
第1期・第2期
(1回目~4回目)
9歳から13歳未満までの間
(特例対象者[2])
平成7年(1995年)4月2日~平成19年(2007年)4月1日の間に生まれたお子様
第1期・第2期
(1回目~4回目)
20歳未満までの間
※お子様の定期接種として受けられる期間は、区が交付した予診票の「有効期間」をご確認ください。

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新宿区 健康部-保健予防課
電話 03-5273-3859 FAX 03-5273-3820

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