【報告】平成28年度 第1回食育講演会
味わい教育(フードコンシャスネス教育)~感じるとおいしくなる魔法~

最終更新日:2016年12月9日

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 平成28年10月25日(火)に「味わい教育(フードコンシャスネス教育)~感じるとおいしくなる魔法~」を開催しました。
 
 講師は学習院女子大学 品川明教授です。フードコンシャスネスとはあまり聞きなれない言葉ですが、「食べるもの、食べること、食べ方など日常の行為をきちんと意識するなどの、食に対する自覚的かつ積極的な姿勢」を『フードコンシャスネス(食への自覚的意識)』と呼びます。  

 講演会では、アーモンドを食べて感じたことを言葉で表現することで、「味わい力」について考えたり、複数の異なる味がする水を飲み、どんな味がするのかを感じたり、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の五基本味の生理的役割について学んだり、様々なことを体感しながら「食べる」ということに改めて向き合いました。忙しい時はつい忘れがちになってしまいますが、五感やこころでその食や命のつながりを感じ、その恵みに感謝して味わうことは、とても大切なことだと感じることができました。

―― 参加者の感想(一部抜粋)――
・食に関する仕事をしていますが、改めて味覚や味わいの原点が勉強できたような気がします。
・今までと違った視点から食を見ることが出来て良かった。精神論だけでなく、きちんと科学的根拠も示されていて納得がいった。
・ただの講義ではなく、参加している人に考えさせる内容で、とてもよかった。答えを求めるだけが勉強ではありませんね。



「食」を通じた健康づくりネットワークでは、参加者の皆様向けに講演会を実施しています。ぜひ「食」を通じた健康づくりネットワークにご参加ください。

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