あっ茶ー、高価な煎茶にほこり
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苦情内容

お客様が来るために百貨店でいつもより高価な煎茶を購入した。葉を急須に入れた後、少し冷ましたお湯をいれ、湯呑に注いだところ、細かいほこりのようなものが浮かんでいた。急須をよく洗いもう一度入れ直したが、同様になってしまった。このお茶の中に入っているのは何ででしょうか?
調査結果

人体に害はありません
このほこりのように見えたものは、お茶の芽の心(しん)の裏側についているうぶ毛やセンモウと呼ばれるものか、もしくは製造中に生じる葉の粉状片だと考えられます。うぶ毛は、煎茶の中でも、5月頃に新芽を摘み採った一番茶にのみ含まれます。したがって、春先に出回る高価な煎茶ほど混入しています。飲んでも人体には害はありません。
このほこりのように見えたものは、お茶の芽の心(しん)の裏側についているうぶ毛やセンモウと呼ばれるものか、もしくは製造中に生じる葉の粉状片だと考えられます。うぶ毛は、煎茶の中でも、5月頃に新芽を摘み採った一番茶にのみ含まれます。したがって、春先に出回る高価な煎茶ほど混入しています。飲んでも人体には害はありません。

お茶園に聞きました

茶園にたっている扇風機のようなものはほこりをとるためのものではありません。これは、「除霜ファン」と呼ばれるもので、新芽を霜から守るためにあります。お茶は3月に刈りならしをした後の新芽が命です。この時期の霜は一晩で全滅することもあるので、この頃から5月の摘採が終わるまでスイッチが入れてあり、気温が5℃以下になると自動的にファンが回るようになっています。入間市ではファンが東に向いており、西にある富士山からの冷気がよどまないよう気流を作っているそうです。また、6メートルの高さから茶園を見守る防霜ファンは1000㎡当たり2台づつ設置してあります。

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