飴を舐めたら舌がヒリヒリした
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苦情内容

家族4名が娘の誕生日を祝って、新宿新都心の展望レストランで楽しく食事をすませた。その店を出る際、会計レジの横に「お口直し用」とサービスで置いてあったビンの中に入っていた白い飴を、トングでとり全員でなめたところ、甘いはずの飴が舌に苦味とヒリヒリする痛みを感じた。
調査結果
この飲食店では、この飴をビンに移し替える時、飴の袋の中に入っていた乾燥剤(生石灰が原料)も同時にビンの中に入れていました。これは、湿気を吸うと1.5倍から2倍に膨らむため乾燥剤を包装している紙製の袋が破れやすくなります。また、生石灰(酸化カルシウム)はなめるとヒリヒリすることから、原因は生石灰であると断定しました。
生石灰(酸化カルシウム)

白色の粉末又は塊で、吸湿力が強いため、湿気をおびやすいせんべいやのりによく使われます。多量に飲み込んだ場合、だ液と反応し水酸化カルシウムを生じると共に熱が生じるので、粘膜にヤケドやその他の異常を起こします。対処法は、なめた程度なら牛乳又は水を飲ませ、吐かせずに様子をみて、症状があれば医師に受診させてください。
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