エルシニア・エンテロコリチカ

エルシニア・エンテロコリチカは、野生動物や家畜の腸管に存在し、その糞などで汚染された食肉(特に豚肉)・飲料水などが原因となり食中毒が発生します。
この細菌は5℃以下でも発育する低温細菌で、冷蔵庫内の食品中でも増殖できます。

主な症状

潜伏期間は2~5日と長く、摂取した菌の量や感染者の年齢によって、症状は異なりますが、感染すると虫垂炎のような猛烈な腹痛におそわれることもあります。その他、発熱、下痢、おう吐等の症状を引き起こします。

主な原因食品

日本での発生例は少なく、米国では牛乳・乳製品・食肉などが原因となった事例が報告されています。
食肉を冷蔵庫で長期間保存しておくと他の食品を汚染し、二次汚染をまねくこともあります。

予防法

予防法
1 本菌は、75℃1分間の加熱で死滅するので、食肉は十分加熱し、調理後は早めに食べる。

2 食肉の長期冷蔵は避け、保存するときは出来るかぎり冷凍保存する。

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新宿区 健康部-衛生課(新宿区保健所)
電話:03-5273‐3827
Fax:03-3209‐1441

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