トコジラミについて

最終更新日:2013年6月27日

トコジラミとは

 トコジラミはナンキンムシとも呼ばれる吸血昆虫です。戦後までよく見られましたが、生活環境の向上に伴いその数は激減しました。しかし、現在トコジラミによる被害が再び勢いを増しています。輸送機関の発達により全世界で人の往来が活発になり、また殺虫剤が効かないトコジラミが増えたことが原因として挙げられています。
トコジラミとは画像図1:トコジラミ

トコジラミの特徴

 トコジラミの大きさは5~8ミリで、色は茶褐色です。形は楕円形をしています。(図)昼間は壁や家具などの隙間に潜んでいますが、夜になるとはい出し、吸血します。トコジラミに吸血されると激しいかゆみにおそわれます。トコジラミに特徴的なのは血糞(図)と呼ばれるものです。血糞は濃い褐色の汚れのようなもので、臭いを伴います。
トコジラミの特徴画像 図2:血糞             図3:トコジラミ吸血跡

トコジラミ対策について

 トコジラミは殺虫剤が効きにくく駆除が難しいです。なので被害の発生を防ぐことが最も重要です。海外旅行から戻ってきたら荷物、特にバッグのキャスター部分を清掃する、常に部屋を整理整頓する、中古の家具等を購入時には清掃してから部屋に入れる等の対策を講じる必要があります。発生した場合にはゴキブリ用殺虫剤を使用し、それでも効かないようなら専門業者に駆除を依頼します。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 健康部-衛生課(新宿区保健所)
環境衛生係 TEL 03-5273-3841 FAX 03-3209-1441

本ページに関するご意見をお聞かせください

本ページに関するアンケート
本ページの情報は役に立ちましたか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。
本ページは見つけやすかったですか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

区政についてのご意見・ご質問は、ご意見フォームへ。