有毒植物による食中毒が発生しています!
最終更新日:2023年7月1日
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植物の中には、食用になるもの、薬用になるものがある一方、毒成分を持つ有毒植物も多くあります。
毎年、春先から初夏にかけて、有毒植物の誤食による食中毒が多く発生しています。
令和2年には、植物性自然毒による食中毒事件が49件、患者数が127名(内、死亡者2名)報告されており、特に、高齢者の事例が高い割合を占めています。
新宿区でも、平成26年に「ヨウシュヤマゴボウ」の根を「ショウガ」と間違えて食べたことによる食中毒が発生しました。
植物を見分ける時、新芽や根だけで種類を判別することは大変難しいことを知り、以下のことを守ることで、食中毒を予防しましょう。
毎年、春先から初夏にかけて、有毒植物の誤食による食中毒が多く発生しています。
令和2年には、植物性自然毒による食中毒事件が49件、患者数が127名(内、死亡者2名)報告されており、特に、高齢者の事例が高い割合を占めています。
新宿区でも、平成26年に「ヨウシュヤマゴボウ」の根を「ショウガ」と間違えて食べたことによる食中毒が発生しました。
植物を見分ける時、新芽や根だけで種類を判別することは大変難しいことを知り、以下のことを守ることで、食中毒を予防しましょう。
有毒植物食中毒予防の原則
1 よくわからない植物は、絶対に「採らない、食べない、人にあげない」
有毒植物の中には、食べられる植物と形や名前が似ているものがあります。
2 専門家の指導の下で、正しい知識を身に付ける。
専門家の指導等により、山菜の正しい知識及び類似する有毒植物との鑑別法をマスターしましょう。
3 身近な植物をむやみに食べない
身近な植物でも、スイセン、アジサイ、スズラン、フクジュソウ、レンゲツツジなど、有毒成分を含むものがありますので、むやみに食べることはやめましょう。
また、身近な食材であっても、調理方法や食べ方などに注意が必要です。
また、身近な食材であっても、調理方法や食べ方などに注意が必要です。

家庭園芸にも注意が必要です
近年、園芸に対する関心の高まりから、植物を育てる家庭が増えています。しかし、これらの植物を食べたことによる食中毒事例が毎年報告されています。
鑑賞用植物などを誤って食べないように、植える際には次のことに注意しましょう。
鑑賞用植物などを誤って食べないように、植える際には次のことに注意しましょう。
家庭園芸時の注意点
[1]食べる目的で植える場合は、食用の植物か確認してから植える
[2]食用植物と観賞用植物は並べて植えず、明確に分けて植える
[3]種が飛んできたり、昨年以前に植えたものが再び生えてくることもあるので、どこに何を植えたか、必ずネームプレートをつける
[4]何を植えたか、家族内で情報を共有する
[2]食用植物と観賞用植物は並べて植えず、明確に分けて植える
[3]種が飛んできたり、昨年以前に植えたものが再び生えてくることもあるので、どこに何を植えたか、必ずネームプレートをつける
[4]何を植えたか、家族内で情報を共有する
じゃがいもでも食中毒!?
じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養素が多くふくまれるほか、微量の天然毒素が含まれています。
じゃがいもを調理して食べる時も注意が必要です。
じゃがいもによる食中毒を防ぐポイント
[1]いもは暗くて涼しい場所に保管する
いもに光(日光、蛍光灯)が当たると毒素が増える
[2]保管時にいもを傷つけない
いもを傷つけると毒素が増える
[3]芽とその周辺や緑色の部分、皮は取り除く
芽とその周辺や緑色の部分では、毒素の濃度が高い
[4]苦味やえぐみがあるいもは食べない
毒素の濃度が高いといもが苦くなる
いもに光(日光、蛍光灯)が当たると毒素が増える
[2]保管時にいもを傷つけない
いもを傷つけると毒素が増える
[3]芽とその周辺や緑色の部分、皮は取り除く
芽とその周辺や緑色の部分では、毒素の濃度が高い
[4]苦味やえぐみがあるいもは食べない
毒素の濃度が高いといもが苦くなる

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